お酒の席で身を守るために知っておきたいこと

お酒の席で身を守るために知っておきたいこと

いつも心に1台のゲーミングPCを。どうもサイコ田中です。

いよいよ今年(2019年)も終わりが近づいてきました。令和元年、皆さんはどのような1年を過ごされたでしょうか。

毎年この時期になると増えてくるのが、忘年会や新年会などに伴うお酒の席です。

今回はそんなお酒の席で身を守るために知っておくべきことについてお話ししたいと思います。


飲み会には無理に参加しなくていい?

昨今は飲み会に顔を出さない人が増えていると言われていますが、真っ当なことのようにも思えます。

まず飲み会にかかる費用ですが、どんなお店で飲むにしても最低3000円前後はかかってきます。

(1万円近くなるという方もいらっしゃるかもしれません)

全く飲まない、食べないとしてもこれだけのコストがかかるのですから、そもそも下戸という方には全く意味のない出費に違いありません。

更にお酒の席におけるコミュニケーションですが、これは元々人と話すのが好きとか、人と接するのが得意な方には問題ないかもしれませんが、

私のように人見知りが激しかったり、そもそも人と積極的にコミュニケーションを取りたいと思っていない人にとっては苦痛でしかありません。

このように、それが「当たり前」とされている飲み会への参加ですが、冷静に見つめていくと無駄が多いことに気づきます。

あなたの大切な人生の1日、1時間は、それが仕事の時間でもない限り、すべてあなた自身のものです。

これから参加する飲み会が本当に自分の人生にとって価値あるものかどうか、ほんの少しでも疑問があるのならば、

無理に参加する必要はないかもしれません。

時間もお金もエネルギーも、本当に価値があると信じられる物事のみに投資すべきではないでしょうか。


お酒の席で気を付けたい3つのポイント

ここでは主にお酒の席で注意すべきことについて、3つの項目に分けてお話ししたいと思います。

初めて飲み会に参加するという大学生の方や、お酒の席で不安を感じるような社会人の方は参考にしてください。

 

自分の分をきちんと飲み切る

どんなにお酒が苦手でも、とりあえず最初の一杯はきちんと飲み切りましょう。それが一般的なマナーとされています。

もしもお酒が苦手ならその後はどれだけすすめられてもきちんと断り、ソフトドリンクに切り替えましょう。

席を立つとき、グラスにまだ残っているという状態は致命的です。

危ない薬を混ぜられたり、さらに強いお酒にすり替えられてもほとんどわかりません。

席を立つ前に自分の分をきちんと飲み切り、人から出されたものに何の疑いもなく手を付けることは絶対に避けましょう。

これは女性に限った話ではありません。

自分の身を守るために、たとえ酔った状態でも一定の注意力を維持することが大切です。

 

他の客や若者のグループに注意する

店に入ったとき、大学生のサークルや若者のグループがいないかを確かめましょう。

このような対象は酔って揉め事を起こしたりする確率が高く、トップクラスの危険因子と言えます。

席を予約している場合は仕方ありませんが、もしも席を変えられる状況ならそのような集団からは距離を置き、

多少面倒でもお手洗いには二人以上で向かうのが無難でしょう。

また若者の集団のみならず、一般客の中にも酔っぱらってトラブルを起こす危険人物は紛れています。

このような人物を見分けるのは困難なうえに、ほんの些細なことをきっかけにしてトラブルに発展します。

自分や関係者が泥酔しないように気を配り、言動には普通のお店以上に注意を払いましょう。

明らかに好ましくないと判断できる人物が店内に確認できるような場面では、たとえキャンセル料を払ってでもお店を変えるべきです。

何かがあってからでは取り返しがつきません。楽しい時間を過ごすためにも、想定されるあらゆるリスクを最小にすることを最優先にしましょう。

 

机やテーブルの上の”凶器”に気を付ける

護身の観点で見たとき、お酒の席には凶器が溢れかえっています。

酒の空き瓶、食器類、陶器またはガラスの灰皿、ワインオープナー……挙げだすときりがありません。

このような凶器に相当するものが泥酔している人物や酔うと性格が豹変する人物の近くにないか確認し、

もしもあればさりげなく遠ざけるなどの工夫は絶対に必要です。

お酒の席でファイトに発展した場合の最もメジャーな攻撃手段は、酒瓶による殴打に違いありません。

ビール瓶などの扱いには十分注意し、飲み終わった空き瓶などは速やかに片付けるか、お店の方に運んでもらいましょう。

誰もが手に取れるような場所に並べておくなどはもってのほかです。

「そんなことは起こらない」ではなく、自分や周囲の人が危険に晒された場面を実際に想像し、

そのリスクの大きさを重く受け止めるべきです。

ビール瓶のようなもので殴打された場合、仮にブロックできても軽傷では済みません。

割れた破片で関係のない第三者が怪我をする恐れさえあるのです。

たとえ相手が女性でも、凶器になるようなものを簡単につかませないよう十分に注意しましょう。


お酒は適切な量をゆっくりと

お酒の席で最も恐ろしいのが、急性アルコール中毒です。

一気飲みなどにより短時間にアルコールの血中濃度が上昇することにより起こるものですが、

適量をゆっくりと楽しみながら飲めば、通常は回避できるトラブルです。

自分が泥酔して周囲に迷惑をかけないためにも、お酒との距離感は一定を保ち、

危険な飲み方や飲みすぎには十分気をつけましょう。

また言うまでもなく飲酒運転は重罪です。

「飲んだら乗らない、飲むなら乗らない」を徹底し、楽しく安全に忘年会シーズンを乗り切りましょう。

こまめな水分補給も忘れずに。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。