生存率を上げる”歩き方”3つのルール

生存率を上げる”歩き方”3つのルール

いつも心に1杯の黒ビールを。どうもサイコ田中です。

痴漢、通り魔、酔っ払い……路上には危険な相手が多数潜んでいます。

攻撃者を容姿や服装から見分けるのは極めて困難なうえに、

誰がターゲットになるのかは「そのとき」が訪れるまで知る術がありません。

今回はこうした危険人物との接触を可能な限り回避し、

リスクを最小にするための”歩き方”についてお話したいと思います。


歩きスマホ・歩きタバコは絶対にNG

昨今問題になっている「歩きスマホ」ですが、危険極まりない行為に違いありません。

スマホの操作中は視野が狭くなるうえに、前方への注意力が極端に鈍ります。

もしも前から明らかに危険とわかる人物が近づいていても、それを認知して回避できなければ元も子もありません。

対自動車、対自転車の交通事故や道路上のトラブルに巻き込まれるリスクも高くなります。

歩きながらスマートフォンなどを操作する癖がある人は、命に関わるかもしれないという問題意識を持ち、

「自分は大丈夫」という根拠のない思い込みはやめましょう。

また最近は滅多に見られなくなった歩きタバコですが、それをしないことはもちろん、

やっている人間に関わらないことも重要です。

昨今はYoutube上で面白半分に歩きタバコをしている人物を注意する動画などがアップロードされていますが、

そもそも許可されていない場所でタバコを吸うような人間はまともなモラルや常識を持ち合わせていません。

このような危険人物を敵に回した場合、最悪の場合命を落とす可能性さえあり、非常に危険です。

正義感や倫理観というものも大切ですが、

自分の身を守るためにあえて「見なかったことにする」ことが最善策となる場面があることは覚えておきましょう。


トラブルを回避する”歩き方”3つのルール

ここでは路上トラブルを回避し生存率を上げるための”歩き方”を、

シチュエーションごとに3つ紹介したいと思います。

ここで紹介するアイデアはフィジカルの強さや運動神経には依存しません。

体力に自信のない女性や高齢者の方も参考にしてください。

 

簡単に背後を取らせない

ゴ〇ゴ13ではありませんが、とにかく他人に易々と背後を取られない工夫は必要です。

それが駅の構内であれコンビニの店内であれ、死角になる位置に第三者が入らないよう、

動き方や立ち方を工夫することが肝要です。

特に階段やエスカレータ背後を取られると危険な場所です。

エスカレータの場合は手すり部分に背中を預けるようにして立ち、

常に後ろを確認できるようにしましょう。

階段の上り下りの際にはなるべく階段の端、手すりのある場所を進み、

後ろから押されたり強く引かれたときに体を支えられるような心構えが大切です。

 

すれ違いざまには一定の距離感を

路上で危険人物から不意の攻撃を受ける典型的なパターンは、

すれ違いざまの刃物による切りつけや殴打です。

前から歩いてくるのが例え制服に身を包んだ学生でも、ごく普通のサラリーマンだとしても、

簡単に手が届く場所を通ってはいけません。

十分に道路幅があるなら対向する人物と可能な限り距離を取り、

道幅に余裕がない場合はカバンを胸の前に抱えるなどして上半身を保護しましょう。

あなたの目的が本気で身を守ることならば、多少挙動不審に見られるぐらいで十分です。

 

他人と視線を交わさない・目を合わせない

路上や雑踏でターゲットを物色している危険人物の多くは、

相手に危害を加えるための理由を探しています。

それは軽く肩がぶつかったとか、目が合ったとか、そんな些細なことなのです。

もしも格闘技などの経験があり、フィジカルに自信があったとしても、

相手が凶器などを携行していたり、周囲にグループが潜んでいることも考慮し、

路上で他人と軽々しく視線を交わしてはいけません。

そもそもすれ違いざまに他人の顔をじろじろ眺めるような人物は喧嘩を売られても仕方ありません。

そのような癖や習慣がある方は改める努力をしましょう。いきなり殴られてもいいなら話は別ですが。


逃げられる場所を意識して探す習慣を

トイレでも、そこら辺の居酒屋や喫茶店でもいいのです。

とにかく何かがあったとき、逃げ込める場所を意識して探すことが生存率を上げるうえで不可欠です。

どんなに必死にトラブルを回避しようと努めていても、「そのとき」は突然訪れます。

パニック状態の中でやれることは限定的です。いつでも理想的なリアクションが取れるとは限りません。

そうしたある種の思考停止状態においても、とにかくその場から逃げるという選択肢はいつでも有効です。

通学路または通勤路に、事件やトラブルに巻き込まれたとき助けを求められる場所や、

速やかに逃げ込める場所を見つけておくことは決して無駄ではありません。

身を守るための”歩き方”を実践しながら、いざというとき駆け込める自分だけのシェルターを、

最低でも3か所は確保しておきましょう。いかなる場面でもプランB,プランCを持っておくことは護身の鉄則です。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。