身近なもので身を守る【食器類・キッチン用品編】

身近なもので身を守る【食器類・キッチン用品編】

いつも心に一振りの日本刀を。どうもサイコ田中です。

今回はシリーズ「身近なもので身を守る」の第3弾として、

食器やキッチン用品を使って身を守るテクニックをお伝えします。

どこのご家庭にも一つはあるアイテムだけを厳選しました。

自宅で料理をしているときや外食の最中トラブルに巻き込まれても安心です。

(そんなシチュエーションは稀だとは思いますが、念のためです)

シリーズ「身近のもので身を守る」第1弾、第2弾はこちらから。

↓ ↓ ↓

身近なもので身を守る【文房具・筆記用具編】

身近のもので身を守る【アウトドア・レジャー用品編】


「何でも武器にする」イメージが大切

当ブログの護身術に関する記事の中では基本的に、

・逃げられるときは逃げる

・とにかく頭を守る

・急所を一発で打ち抜く

という3つの原則のほかに、「素手で戦わないこと」を優先事項の一つとして掲げています。

普段から鍛錬していない人の手足は思った以上に脆いもので、

一発のパンチやキックで使い物にならないほどボロボロに壊れてしまう恐れがあります。

こうした事態を回避するためにも、とにかく何でもいいから身近なものを手にして闘うという考え方が重要です。

駅で電車を待っているとき、仕事の休憩中にぼんやり窓の外を見渡すとき、

視界に入るものの中で武器になりそうなものを探す習慣が、いざという時助けになります。

金属製のもの、重さのあるもの、尖った部分や角があるもの……手にとって武器になるアイテムは無数に存在します。

格闘技の経験がない方やフィジカルにあまり自信がない方は、パンチやキックなどを練習するのではなく、

「何でも武器にする」というイメージを持つことから始めていきましょう。


いざというとき武器になる食器・キッチン用品5選

ここではどこのご家庭でも恐らく一つは見つかるであろう食器類やキッチン用品の中から、

素早く手に取れて簡単に使えるものを5つ紹介します。

当ブログでは何度も何度もしつこくお伝えしていることですが、

ここで紹介するテクニックや知識は身を守る目的のみに使い、絶対に悪用しないでください。

いかなる理由があろうとも、暴力は犯罪です。

 

ナイフ・フォーク

これぞ武器、というイメージのある食器類の代表です。

単純に金属で出来ていて強度があり、先端が尖っているフォークは突き刺す攻撃に適し

ナイフはそれ自体に殺傷力がなくとも、切りつける動きを見せるだけで大きなプレッシャーになります。

身の危険を感じた際にさりげなく利き手に握りこみ、攻撃を受けそうになったら適当に振り回すだけで十分です。

フォークを使う際は、絶対に眼球や喉などのデリケートな部位を攻撃してはいけません。

最悪の場合、攻撃を受けた相手が命を落とす可能性があります。注意しましょう。

 

皿・グラス

手に持ってどうこうするのではなく、投げて使います。

相手が刃物などを持っていて近づけないときや、体格差が大きい場合に有効な攻撃手段です。

至近距離で皿などを頭に叩きつけるという攻撃手段も考えられなくはないのですが、

飛び散った破片などで自分が怪我をするリスクがあるためオススメできません。

皿やワイングラスなどは「ヤバイ」と思ったときに、掴んで投げると覚えておけば問題ないでしょう。

 

フライパン

冗談のように聞こえるかもしれませんが、接近戦の強い味方です。

金属で出来ているため十分な重さと強度があり、多少無茶な使い方をしても壊れる心配がなく、

表面積が広いため攻撃を受け止めることに特化していることも大きな強みです。

大きなフライパンの場合は顔の前で盾のように構えれば攻撃を防ぐことが出来、

小さなものは両手で持って全力で振り回せばかなり大きなダメージを与えることが出来ます。

攻防一体の理想的な護身用アイテムと言えるでしょう。

 

麺棒(めん棒)

生地を伸ばすアレです。(「そんなもんねえよ」という方もいらっしゃるかもしれません)

単純に木製で重く、強度と適度な長さがあるため警棒のような役割を果たします。

シンプルに振り回してもいいのですが、

重さと長さを最大限生かした「突き」が特に有効です。

フェンシングをイメージして棒を低く構え、相手の顔や胸を狙って真っ直ぐに突き出しましょう。

(キッチンの中では包丁に次いで1,2を争う殺傷力の高いアイテムです。取り扱いに注意)

 

ワインオープナー

こちらもお持ちでない方がいらっしゃるかもしれませんが、強力な武器になります。

掴んで突く。シンプルイズベスト、Quick&Easyを体現した様なアイテムです。

使い方は至って簡単、しっかり握ってパンチするように相手の胸や腹めがけて突き出すだけです。

比較的小さいものが多いため、手の中に握りこんでおくことも出来て便利なうえに、

しっかり安定したグリップがあるため自分が怪我をするリスクがほぼないことが強みと言えるでしょう。

安価なものが大半ですから、持っていない方は護身のためにも一つ買って置いておくといいかもしれません。

(本当に護身のために買ったヤバイ人が言うのだから、説得力がありますよね!)


包丁のような刃物を使うのは基本的にNG

ここまで読んでくださった方の中には、「あれ、包丁は?」と思った方もいらっしゃるでしょう。

基本的に護身の目的とはいえ、積極的に刃物を使うのは好ましくありません。

言うまでもなく刃物の殺傷力はあらゆる道具の中でも際立っており、

相手を過剰に傷つけ、最悪の場合命に関わるような事態に発展する可能性も十分に考えられます。

もしも身を守ることが目的だったとしても、

刃物を手にした時点でほぼ間違いなく過剰防衛に問われます。

ツール類を用いる際に気をつけたいことは、

自分自身が犯罪者にならないことです。

鋭利なものや突起物で相手の急所を攻撃したり、頭部に致命的な打撃を加えないよう注意が必要です。

護身の目的は相手を傷つけることではなく、無傷でその場から立ち去ることです。

相手の動きが止まったら速やかにその場を離れ、必要以上の追撃を加えないよう気をつけましょう。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。