【初心者向け】サイコ野郎と観る楽しい格闘技【格闘技観戦ガイド】

【初心者向け】サイコ野郎と観る楽しい格闘技【格闘技観戦ガイド】

いつも心に1発の5.56mmNATOを。どうもサイコ田中です。

いよいよ今年(2019)年も残すところあとわずか。新たな年を迎える瞬間が近づきました。

この時期になると必ずテレビで放送されるのが、ボクシングなどの格闘技です。

今回は大晦日の格闘技生放送で初めて格闘技を観るという方に向けて、

格闘技を観るのもやるのも好きなサイコ野郎が、その魅力を伝えたいと思います。

オススメの観戦方法と小ネタもいくつかご用意しておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。


格闘技をテレビで観る時代は終わった?

皆さんは、ネット番組をご覧になりますか?

近年はインターネットの普及と携帯端末の大幅なスペックアップに伴い、

ネット配信型の放送枠というものがその勢力を急激に拡大しつつあります。

ネット番組や動画投稿サイトの利用時間増加に伴い、テレビの視聴率は緩やかな減少傾向にあり、

中でも格闘技は、テレビ放送での視聴率低迷や団体そのもののブランド力低下などにより、

テレビでの放送枠を徐々に失いつつあるのが現状です。

しかしその一方で大きく飛躍を遂げつつあるのが、格闘技のネット配信です。

通信環境や設備の強化などにより安定したネット配信が可能となった現在ならではのこのサービスは、

テレビ放送では困難だった広告(コマーシャル)の柔軟な挿入に特化しており、

視聴者が試合内容にしっかり集中できる配信スタイルというものを着実に確立しています。

これから格闘技をご覧になるという方は、テレビではなく、

インターネットを使った配信サービスを活用されたほうが、ストレスも少なく手軽に楽しめるかもしれませんね。


迷ったらこれを観ろ!オススメ格闘技と団体3選

ここからは、今日まで格闘技をそれほど観たことがない方や、

全く観戦の経験がなく何が何だかわからないという方に向けて、

管理人イチ押しの格闘技とその団体を3つ紹介したいと思います。

より楽しく観るためのコツも併せてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

総合格闘技(MMA)

2019年現在、世界で最も熱いと言っても過言ではないのが総合格闘技(以下「総合」)です。

総合の魅力は何といっても、

・ほとんど何でもありの喧嘩に近いルール

・選手一人ひとりの際立った個性とスター性

・戦況が目まぐるしく変化する圧倒的なスピード感

でしょう。

総合のルールは基本的なパンチやキックのほかに、

投げ技や関節技、場合によっては肘での殴打なども認めており、

ほとんどルールのある喧嘩という形式で行われます。

そのため試合展開の変化は目まぐるしく、次の瞬間に何が起こるのかは文字通り予測不能です。

また階級によってはパンチなど打撃技での豪快な一撃ノックアウトも頻繁に見られ、

軽い階級では寝技のテクニカルな攻防に酔いしれることもできます。

日本を含め多くの団体がスター性のある王者や魅力的な選手を集めているため、

必ず一人はお気に入りの選手が見つかることでしょう。

 

総合ならRIZIN一択

私がオススメする総合の団体は、日本最大規模のプロモーターである、

RIZIN FIGHTING FEDERATION(通称RIZIN)です。

設立は2015年とまだまだ歴史は浅い団体ですが、

90年代後半から2000年代にかけて一世を風靡したPRIDEの雰囲気を色濃く残した、

玄人も素人も楽しめる幅広い選手層と刺激的な対戦カードが魅力のお祭りイベントという印象です。

日本の団体なので当然のことながら日本人選手が多数を占めており等身大の魅力的な選手を見つけやすく、

海外勢にも個性的なキャラクターの選手が多数在籍し、一部の女子選手もアイドル的人気を博しています。

基本的にテレビでの放送枠は限定的であり、ネット配信など限られた方法でしか視聴できませんが、

大晦日など大規模な大会はテレビ中継されるため、テレビはもちろんワンセグまたはフルセグ受信可能なデバイスがあれば無料で観戦できます。

 

総合の試合を観るときのポイント

総合の試合はは基本的に1ラウンド5分から10分という形式で行われます。

予測不能の試合展開が魅力の総合ですが、

バチバチの殴り合いで息詰まる攻防になるときもあれば、

寝技メインで選手が横になったまま膠着状態が続くいわゆる「塩試合」の展開もあります。

飲み物を取りに行ったりトイレに行ったりしているうちに試合が終わっている、ということも珍しくはないので、

最初の1分間は黙って試合展開を眺めて、

一撃KOなどの急展開が予想されそうなスピード感があればそのまま見続けて、

それほど試合展開が速くなさそうだと思ったら画面の前から離れてもいいでしょう。

(選手が互いに打ち合わない、抱き合ったまま動かない…etc)

ただし、総合は何が起こるかわからないのが最大の魅力です(総合に限った話ではありませんが)。

できればすべての試合を最初から最後まで観戦し、間の休憩時間(インターバル中)にトイレなどを済ませるのが理想に違いありません。

入場パフォーマンスなども興味がなければ見る必要はないでしょう。

 

ボクシング

総合格闘技と並んで年末に放送されがちなのがボクシングの世界戦です。

ボクシングは総合と違って攻撃手段はパンチだけであり、

華麗なフットワークやディフェンス技術など、シビアな駆け引きとそれに伴う緊張感が売りの格闘技です。

 

放送枠は基本一つ・団体は気にしなくてOK

ボクシングの放送枠は総合同様に基本一つしか確保されていないため、

難しく考える必要はありません。(黙ってチャンネルを合わせるだけでOK)

また現在ボクシングの団体は乱立状態にあるため区別する必要性はほとんどなく、

勝敗のみに集中して観ればいいのでハードルはそれほど高くありません。

 

ボクシング観戦時のポイント

ボクシングの試合は3分1ラウンドで行われ、各ラウンド間に1分のインターバルが設定されています。

テレビ放送時は必ずと言っていいほどこの1分のインターバル中にコマーシャルが挿入されるため、

ラウンド終了と同時に席を立ち、トイレを済ませたり飲み物を取りに行くのがスマートでしょう。

またテレビで放送されることの多いボクシング世界戦は最大で12ラウンドにまで及ぶため、

1試合の観戦時間が総合などに比べて長くなる傾向にあります。

(1ラウンドであっけなく終わってしまうこともありますが)

集中して観るなら食べ物や飲み物は手の届く場所に準備し、トイレは試合開始の前に済ませておくのが無難でしょう。

 

キックボクシング

キックボクシングは、その名の通り蹴りの使用が認められたボクシングです。

基本的に試合は3分3ラウンドまたは3分5ラウンドで行われ、

日本ではそのほとんどが体重60キロ前後の比較的軽い階級で展開されています。

 

キックボクシングもRIZINが熱い

あくまで総合がメインのRIZINですが、キックルールでの試合も多く組まれています。

特に看板選手の一人である那須川天心選手の実力とスター性はすさまじく、

昨年(2018年)大晦日に行われたボクシングのフロイド・メイウェザーJr選手との対戦では、

敗れはしたものの同時間帯の民放トップクラスの視聴率を記録しています。

日本国内で多くの団体が存在するキックボクシングですが、初めて観戦する方や、

あまり知識のない方にはRIZINキックルールの試合を観戦するのが丁度いいでしょう。

 

キックボクシング観戦時のポイント

日本人キックボクサーは一般に体重60キロ前後で非常に締まった体つきをしており、

端正なルックスでモデル顔負けの選手も多く見られます。

そんな漫画の主人公のような男たちが上半身裸でバチバチに殴りあう光景は、

全く格闘技など興味のない女性をも虜にするでしょう。

また昨今では男子のみならず女子選手の層も厚くなっており、

中にはモデルやアイドルという肩書を持つ選手さえもプロの世界で活躍しています。

キックボクシング観戦時には、そうしたカッコいい、あるいは可愛くて強いファイターたちの熱いファイトにぜひ注目してみてください。

きっとあなたのストライクゾーンに飛び込んでくる選手が見つかるはずです。


男性には男性の、女性には女性の楽しみ方も

格闘技観戦において、絶対に欠かせない要素があります。

それは、ラウンドガールの存在です(セクハラと思われた方には大変申し訳ありません)。

ラウンド間に彼女たちがリング上を行ったり来たりする姿は、闘いの高揚にまた別の刺激を加え、

一つのイベントとしての格闘技の面白みをより強化していることに疑いの余地はありません。

全く格闘技に興味のない男性でも、テレビに一瞬だけ映ったラウンドガールに興味を持ち、

試合を最後まで観るということは決して珍しくはないでしょう。

また上に述べた通り、男性格闘家は皆一様に締まった美しい肉体を持ち、野性的な魅力に満ち溢れています。

そんないい身体のいい男たちがボコボコに殴りあう様は、

全く格闘技などに興味のない女性にも強い刺激を与えるに違いありません。

ラウンドガールが可愛いから、〇〇選手がイケメンだから……理由は何でもいいのです。

格闘技に触れるきっかけがあり、それを楽しむ人がいなくならない限り、

格闘技の世界はどこまで広がっていくと私は考えています。

まずは好きな食べ物や飲み物を準備して、テレビの前に座ってください。

特に見たいと思う番組が無いなら、ぜひ格闘技をやっているチャンネルをご覧になってください。

難しく考える必要はありません。

画面の向こうで繰り広げられるいくつもの死闘が、きっとあなたの中にある何かを目覚めさせてくれることでしょう。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。