”楽勝の相手”にならないための5つのルール

”楽勝の相手”にならないための5つのルール

いつも心に1個の低反発クッションを。どうもサイコ田中です。

暴行、窃盗、性犯罪……どのような犯罪行為や暴力についても、攻撃者がいつも狙うのは、

自分にとってEasy(簡単,楽勝)な相手だけです。

今回はそんな簡単なターゲットにならないために知っておくべきことについてお話しします。


攻撃者はいつも”自分より強い”ということ

上に述べた通り、攻撃者はいつも自分より弱い者をターゲットに選びます。

これはある意味自然の法則にしたがった、合理的な考え方とも言えます。

動物が狩りをするとき、自分より体力面において勝る相手や、戦闘力に明確な差のある対象を、

わざわざ獲物にするでしょうか?

よほど差し迫った状況でもない限り、答えはNOでしょう。

同様に、人間が職場や学校などの集団や組織において攻撃の対象に選ぶのも、

窃盗や暴行などのターゲットに設定するのも、自分より劣る相手であることが一般的と言えます。

漫画や映画のように、あなたが片手で捻りつぶせるような簡単な相手は、

絶対に向こうから声をかけてきません。

言い換えれば、いつでもあなたの敵になるのは、あなたにとって困難な相手ということになります。

それが路上のリアルファイトでも、職場や学校における些細な嫌がらせだとしても、

基本的にはあなたにとって勝ち目のない状況で、極めて不利な立場に置かれているということを自覚しましょう。

あなたが相手を圧倒する力を持っていない限り、ターゲットに選ばれた時点で負けということです。

(やや厳しい言い回しですが、これが現実だと思ってください)


簡単なターゲットにならないための5つのルール

ここではそんなイージーな標的にならないために出来ることを5つ紹介します。

身の回りに危険を感じるという方も、現在進行形で精神的または肉体的な苦境に立たされているという方も、

簡単にやられないために出来ることが何かを知っておいて損はないはずです。

苦しい状況を打破していくためのアイデアを、一緒に学んでいきましょう。

 

素早く決断・行動する

暴行など明確なリスクがそこにあり、緊迫した場面においては、

いかに素早く判断し行動に移せるかが生き残るカギになります。

基本的に身の危険を感じるような場面では、考えている時間はありません。

その場から逃げるにしても、真っ向から立ち向かうにしても、

即決即断ぐらいの意識を持っていなければ手遅れになります。

相手が学生でも、例え力の弱そうな女性でも、刃物による攻撃は命に関わります。

攻撃者が複数いる場合なども同様です。

勝ち目がないとわかったら、迷わずにその場から逃げましょう。

逃げることは情けないこと、カッコ悪いことではありません。

 

とにかく何かをする

どんな護身術のセミナーに参加しても指導者が必ず口にする言葉に、

Do something(何とかしろ、何かをしろ)というものがあります。

例えば暴行などの被害に遭いそうなとき、何もしないで棒立ちでいると、

一方的に殴られて終わってしまいます。

日本の法律では手を出した時点でほぼ間違いなく暴行罪が成立するため、

安易にやり返したり反撃を試みるべきでは無いのですが、

何もしなければあなたは文字通りただのサンドバッグです。それは好ましくありません。

例え相手が凶器を持っていても、グループで襲ってきたとしても、

最後の最後まで抵抗することが何よりも重要です。

格闘技の経験や護身術のテクニックなど全く知らなくても、

手を振り回すだけ、近くにあるものを掴んで投げるだけでも十分です。

どんな厳しい局面でもとにかく何かをすること、何とかしようとすることを忘れてはいけません。

 

SNSは正しく安全に利用する

私は当ブログの開設と並行してtwitterを始めましたが、

個人的なことをつぶやくことは滅多にありません。

SNSなど誰がどのような目的で、またどんなプロセスで目にするかわからないメディアについては、

与える情報量をなるべく制限するよう工夫が必要です。

ブログにせよ何にせよ、あなたに好意のある相手だけなら問題はありませんが、

そうした情報を閲覧する者の中には、必ず悪意のある第三者も含まれています。

そのような危険人物はその気になれば、

・自宅や職場の住所

・家族構成や人間関係

・在宅または不在の時間帯

などはあっけなく特定してきます。

また住所などの個人情報が漏れることを防げても、SNSを介した誹謗中傷や嫌がらせなどの被害に遭うリスクは無視できません。

「顔や名前を伏せているから大丈夫」ではなく、思わぬところから敵を作る可能性があることを肝に銘じ、

自身の発言内容や発信する情報には十分注意しましょう。(当たり前のことのような気もするのですが)

 

危機管理能力を高める習慣を身に着ける

仕事の空き時間や通勤・通学の時間は何をして過ごされますか?

スマホでゲーム、音楽を聴く、本を読む……様々な選択肢があると思いますが、

本気で身を守ることを考えるなら、新聞を読むか、人間観察をオススメします。

新聞には色々な情報が詰め込まれていますが、特に時間をかけて読むべきなのは、

災害や犯罪を扱う記事です。

どのような犯罪がどのようにして起こり、どんな被害が出たのかを把握しておくことは、

それが自分の身に起きたときにどうすべきなのかを考えるヒントになります。

また人間観察の習慣は、人の微妙な仕草や視線から考えを読み取り、

危険な思想や特殊な性癖を持つ人物を見極める訓練にもなります。

空き時間を空虚なスマホいじりや動画鑑賞に充てているという方は、

ぜひニュースサイトを閲覧したり、「変な人」を探す時間に変えてみましょう。

 

身体を絞る・筋力をつける

女性の方でファッションなどに特別なこだわりがある場合は仕方がありませんが、

太りすぎの方はある程度身体を絞り、痩せすぎの方は筋力をつける必要があります。

一般的に暴行などの被害に遭う可能性が高いのは、体の線が細く小柄な人物です。

上に述べた通り、攻撃者は常に自分が簡単に圧倒できる対象だけを狙います。

身体が小さいこと、フィジカルの面で劣るということは、ターゲットにされやすいだけでなく、

実際に攻撃を受けた場合の生存率が低下することにも繋がります。

筋トレの習慣がない方は週に3回程度の自重トレーニングを取り入れ、

太りすぎという方はウォーキングなどの有酸素運動から始めましょう。

十分な栄養補給と休養を忘れずに。


まずは身だしなみを整えることから

攻撃者がターゲットを選ぶときに用いる情報の9割近くは、外見から集められます。

まずは背格好。自分よりも小さく、体力的に劣ると思われる者に目をつけます。

その次に服装や装飾品など、社会的地位や収入などが凡そ見極められる部分に着目します。

高価なカバンや時計、スーツなどを身に着けている場合はスリや窃盗の被害が、

女性であまりに肌の露出した身なりの場合、性犯罪などの被害に遭うリスクが想定されます。

また重い荷物などを両手に持っていたり、高いヒールなど動きの制限されるものを身に着けているときも注意が必要です。

両手がふさがっているだとか、すぐに走り出せない服装の人物は格好の攻撃対象です。

最低でも片手は自由に動かせる状態を保ち、少しの外出でもなるべく履き慣れた靴を選ぶようにしましょう。

大金を持ち歩かないこと、高価な装飾品を目立つところに身に着けないことも大切です。

 

身を守るのに適した服装については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

↓ ↓ ↓

身を守るのに適した服装・適さない服装について

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。