身を守るのに適した服装・適さない服装について

身を守るのに適した服装・適さない服装について

いつも心に一発の徹甲弾を。どうもサイコ田中です。

皆さんは普段、どのような服装でお出かけされますか?

カジュアルなものが好きという方、フォーマルなもの、清潔感のあるものが良いという方、

いろいろな好みがあるとは思いますが、

護身の観点で適切なもの、あるいは不適切な格好というものは必ずあります。

今回は身を守るためにどのような服装を心がけ、どんなものを身に付けるのが良くないのか、

具体的な例を挙げてお話します。


動きやすい服装であれば何でもいいが……

今日までの私の経験上、護身に適した服装とは、

・柔軟性があり動きやすい

・引っかかる部分(ポケットなど)が少ない

・分厚く強度のある繊維で出来ている

などの特徴を持つものだと考えられます。

結局のところ、ある程度強度があり動きやすければ何でもいいので、

「自分の好きなものを着ましょう」という話になるのですが、

やはり「これは良くない」というものがあるのも事実です。

護身の観点において好ましくない服装とは、どのようなものか、実際に見ていきましょう。


護身に適した服・適さない服の特徴とその理由

ここでは私自身の経験などの実例に基づき、自己防衛に適した服とそうでない服の特徴を、

いくつかの項目に別けて説明します。

上に述べたとおり、基本的には好きなものを身に付ければいいのですが、

やはりファイトの場面で有利なもの、そうでないものの間には明確な差があります。

護身に興味がある方、身辺に不安のある方はここでお話しする内容を参考に、

身に付けるものを吟味していただければと思います。

(人それぞれ好みがあると思いますので、参考程度に留めていただいて結構です)

 

護身に適した服装

ポケットなどが少ない作業着

工場内での作業などにおいて身に付ける一般的な作業着は、

危険な作業を想定してある程度の強度が確保されており、

仮に刃物などの攻撃を受けた場合でも生存率が高くなる可能性があります。

また最近の作業着は軽く柔軟性もあり、通気性も確保されているため動きやすく、

ハードな動きにも対応しています。

あまりポケットなどが多いと引っかかるため好ましくありませんが、

ペンや定規など持っていても不自然でなく武器になるものを隠せるため、

見えにくい場所に収納スペースがあるものは理想的です。

 

ストレッチスーツ

とにかく軽く動きやすいことが特徴のスーツです。

一般的なスーツと見た目はそれほど変わりませんが、

激しい動きに対応している上に柔軟性があるため、普通の服装と変わらない動きが可能です。

強度や耐久性には期待できませんが、

走って逃げる、素手で戦うという場面では力を発揮するでしょう。

 

登山靴または安全靴(軍用ブーツ)

強度と耐久性という観点において一般的な靴とは比較にならないため、

これらの靴を選んでおけば足を怪我して走れなくなるということはまず回避できます。

また先端に鉄芯の入った安全靴はつま先での蹴りに特化しており、

底の厚い軍用ブーツは相手の足を踏みつけて大ダメージを負わせることが可能です。

攻防一体の強力な相棒として、一足は持っておくと安心でしょう。

(比較的安価な安全靴をオススメします)

 

護身に適さない服装

フードつきパーカーやニット帽など

好きな人はとことん好きなこれらの衣類ですが、

護身の観点で見ると極めて不利です。

もしも私がフードつきパーカーやニット帽などを身に付けた攻撃者と対峙した場合、

真っ先に狙うのはフードや帽子の伸縮性を生かした目潰しです。

フードやニット帽はしなやかに動きよく伸びるため、適当に引っ張れば顔全体を覆うことが出来ます。

ニット帽を被っている相手なら目のところまでずり下げれば視界を遮ることが出来、

フードなら相手の頭を掴んで顎の辺りまで被せてしまえば手ごろなサンドバッグが一つ出来上がります。

このように視界を奪われる可能性のあるものを自分自身の意思で身に付けることは、

護身の観点から徹底的に回避すべきです。

 

極端な薄着や繊細な生地のシャツなど

筋トレをしている方やスポーツが好きな方はタンクトップなどの服装を好みますが、

よほど体力などに自信がない限りこれらの服装もまた避けるべきです。

基本的に腕や肩、胸の周りが大きく露出する服装は、

刃物による攻撃を受けた際ダメージを軽減できません。

もしも軽く切られた場合でも致命的な傷になる恐れがある上に、

自分自身の血を見て恐怖や不安に駆られ、より強いパニック状態に陥るリスクも抱えています。

特に夏場は暑気もあって腕などを露出したい気分になるのも理解できますが、

本当に身を守りたいなら薄着や破れやすい、切れやすい繊細な衣類を選ぶのはやめましょう。

 

クロックスやサンダルなどルーズな履き物

もしも相手がクロックスなど柔らかく足が部分的に露出しているようなものを履いていた場合、

私は迷いなく相手の足を踏みます。全力で踏みつけます。それで終わるからです。

全く効果がないように思える踏み付け攻撃ですが、裸足に近い状態の足を踏まれると性別年齢、

フィジカルの強度などに関係なく激しい痛みが走ります。

まして軍用ブーツなど底面が複雑な凹凸から成る滑り止めによって構成された靴で踏みつけられた場合、

踏まれた足は一時的に再起不能とも言える大ダメージを受けます。

ちょっとコンビニへ行くくらいなら軽くてルーズなサンダルなどを履きたくなる気持ちもわかりますが、

路上にはどんな危険人物が潜んでいるかわかりません。

上に述べたような攻撃で致命的なダメージを負うことを避けるためにも、

きちんとした靴を選ぶことを心がけましょう。


護身に適した服装を揃えるならワークマンへ

作業着などを扱う量販店のワークマンは、

身を守るための服装を揃えるのにうってつけと言えます。

(私自身も家の近所にお店があるのでよくお世話になっています)

全国展開しているチェーン店なので店舗を探すのに苦労することはありませんし、

最近ではカジュアルな服装なども扱っているため一般の方でも気軽に入店できるのが魅力です。

作業着や安全靴のバリエーションも豊富で、プロフェッショナル志向の高品質なブランドも多数取り揃えられています。

動きやすく強度のある服装を揃える上で、迷ったらとりあえずお近くのワークマンへ足を運ぶことを強くオススメします。

馬鹿馬鹿しく聞こえるかもしれませんが、本気で身を守りたいならユニクロではなくワークマンです。

衣類以外にも良いものが安く売られているので、お買い物の際は衝動買いに注意しましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。