身近なもので身を守る【家具・インテリア編】

身近なもので身を守る【家具・インテリア編】

いつも心に1件の不在着信を。どうもサイコ田中です。

今回はシリーズ「身近なもので身を守る」の第4弾として、

家具やインテリアを使った護身テクニックを紹介します。

 

過去のシリーズもぜひ合わせてご覧ください。

【文房具・筆記用具編】

【アウトドア・レジャー用品編】

【食器類・キッチン用品編】


柔軟な発想やアイデアが身を守る

いざというときはパニック状態になり、一種の思考停止状態に陥ってしまうことが想定されますが、

そんな非常事態こそ開き直って、自由に考えて行動することが突破口になるかもしれません。

その場にあるものを武器にするという即興性はある程度センスに依存しますが、

手段の選べない場面において、人は案外クリエイティブに振る舞えるものです。

私が実際に目撃した例として、

・食べかけのお好み焼きを相手の顔に投げつける

・携帯電話用充電器のコードで首を締め上げる

・小銭を投げつけて目つぶし→パンチでノックアウト

などといったケースは非常に効果的に感じられました。

このように人は非常事態に陥ったとき、普段は想像もできないようなアイデアを咄嗟に思いつき、

行動に移すことができるように出来ています。

もしも危険な人物に遭遇したり、目の前で暴力沙汰が起きたようなときには、

まずは深呼吸して冷静に周囲を見渡し、柔軟な発想で武器になるものを探してみるといいかもしれませんね。


いざというとき武器になる家具・インテリア5選

ここでは緊迫した場面で身を守るための武器になる可能性のある家具やインテリアを、

5つ紹介したいと思います。

短時間で読めるように要点をまとめて記述しています。

今まさに非常事態に置かれているという方は、太字の部分だけでも読んで参考にしてください。

 

イス

オーソドックスな形状のものであればすべて武器になります。

パイプ椅子なら折りたたんだ状態で振り回しても効果がありますし、

スツールのような形状のものであれば、”さすまた”のように相手を制圧できます。

しっかりと座面の部分を両手で持ち、椅子の脚を前に突き出すようにして攻撃しましょう。

 

大きめのクッションまたは座布団

振り回すだけで武器になります。

両端を両手で保持して顔の前に突き出せば頭部を守ることができ、

胸に抱えるようにすれば刃物などの攻撃から上半身を保護できます。

(アレルギー体質の人は、そば殻を使った枕などには十分注意してください)

 

テーブルまたデスク

相手に攻撃を加える目的ではなく、

ドアなどの出入口を塞ぐバリケードとして用います。

侵入経路が一か所しかなく、そこさえ塞いでしまえばとりあえずその場をしのげるという場面においては、

重い家具を動かしてバリケードを築くのが最も効果的です。

力の弱い女性でもキャスター式のデスクは移動させられますし、

椅子を積み重ねるだけでも効果はあります。

家具を移動させる場合は怪我に十分注意し、安全が確保出来たら速やかに警察を呼びましょう。

 

便座のフタ

トイレの周辺におけるワイルドカードです。

よほど頑丈なものでもない限り簡単に取り外すことができ、

振り回すことで武器になり、胸の前で構えることで盾になります。

陶器で出来た重いものは殺傷力が高くなるため扱いには注意が必要です。

 

浴室のタオルホルダー(タオル掛け)

風呂場にあるタオル掛けは、思いきり引っ張れば取り外すことができます。

そのまま振り回せば鉄パイプのような近接武器になり、刃物を持った相手も制圧できます。

トイレのタオルホルダーでも応用可能ですが、樹脂製のものは効果が薄くなるため注意が必要です。

もしも準備に十分な時間が確保できるなら、しっかりドライバーなどでネジを外しましょう。


振り回せば何でも武器になる?

ここまで散々「振り回せば武器になる」と述べましたが、

ある程度の固さや重さのあるものは、

全力で振り回せばどこに当たってもダメージを与えられます。

一番大切なことは、素手で相手と向き合わないことです。

相手が武装していようと素手だろうと、基本的に丸腰で応戦するのは不利です。

使えるものは何でも武器にし、ほんの少しでも有利な状況を作っていくことが、

生存率を高めるうえで重要なキーとなります。

身を守ることに興味のある方はぜひ、周囲で武器になりそうなものを探す癖をつけてください。

その少し変わった癖はいつか、あなたやあなたの大切な人を守ることに役立ちます。

とにかく「固くて重いものを全力で振り回す」、これだけ覚えておいてください。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。