今日から始める護身術7【危険な場所の見分け方】
- 2019.07.26
- 護身術
いつも心に一滴のラー油を。どうもサイコ田中です。
いよいよ夏本番、長い休みを取って旅行に行ったり、友達と遊びに行く方も多いのではないかと思います。
今日はそんな外出時、
人の多い場所など土地勘の無い旅先で危険な目に遭わないためにあなたが避けるべき場所を、管理人自身の経験なども交えてお伝えします。
特に学生の方は人生一度きりの大切な時間をより充実したものに出来るように、
身の回りにある様々な危険を是非再認識してください。
まずは危険な場所に近づかない
身を守る上で一番大事なことは、そもそも危険な場所に近づかないことです。
類は友を呼ぶという言葉があるように、
過激な思想や危険な世界観を持った人々は、自然と集まる傾向があります。
そしてそこは彼らの感性をそのまま反映したかのように、薄暗く剣呑な、どことなく「ヤバイ雰囲気」を放つ空間です。
典型的なのはクラブやバーですが、それ以外にも危ない場所はあるので、この際覚えてしまいましょう。
関西でもそこそこ治安の悪い地域に6年以上暮らしている私が、今日まで何事も無く暮らすために避けてきたのは次のような場所です。
ゲームセンターまたはダーツバー
少なくとも昼間のゲームセンターは何の問題もありません。
また夜間でも小さな子供を連れている大人がいるようなところは安全です。
問題なのは、駐車場に人目でそれとわかる黒塗りのセダンやワンボックスなどが停まっている、
学生などの姿が無いゲームセンターです。
これはほぼ100%の確率でグレてしまった若者やヤクザ気取りの中高年が集う場所なので、近づいてはいけません。
特にダーツバーは私の経験上、近づくだけでも普通に絡まれることもあるので、
その店がある通りを避けて動くか、何人かのグループで行動しましょう。
「警察官立寄所」のステッカーが張ってあるところは、雰囲気が悪くても安全です。
深夜の駅周辺
都市部にお住まいの方はおわかりかもしれませんが、
0時以降の駅周辺は酔っ払いや若い男女、時には学生まで徘徊する無法地帯です。
近くに交番がある場合は全く問題ないのですが、それでも問題を起こすトラブルメイカーは必ずいるものなので、こういった場所には近づかないのが理想です。
また駅近くの居酒屋やバーで自分自身が酔っ払いになってしまった場合は、
トラブルに巻き込まれないうちにタクシーなどで駅を離れ、落ち着いた店で飲み直すなどしましょう。
今はもうほとんどが撤去されているかもしれませんが、駅周辺に喫煙スペースがある場合、ここが一番の鬼門です。覚えておきましょう。
若者の多い繁華街
若者が多く、子供や中高年、高齢者の姿が無い場所というのは、必ず理由があるものです。
そういう場所は警察にマークされているので安全といえば安全ですが、保障はありません。
自分の身は自分で守るのが原則で、特に社会人の場合は全て自己責任というところもあります。
こうした「普通の人が寄り付かない」場所に近づくのはやめましょう。
事件やトラブルに巻き込まれてからでは取り返しがつきません。
やむをえない場合を除いては、サラリーマンなどが歩いている明るくて大きな通りを歩きましょう。
近くに風俗店がある場合の危険度は計測不能です。事前にわかっているなら絶対に避けましょう。
奇抜なデザインの建物や飲食店など
見た目が派手で他と違った目の引き方をするような建物は、グレてしまった若者や学生のたまり場になりがちです。
「ちょっと洒落てる」ぐらいなら問題ありませんが、
一目見て奇抜と感じるような店には、なるべく一人で入らないようにしましょう。
また頻繁に外装や店の名前が変わるような飲食店も要注意です。
これらは何らかの複雑な事情を抱えている場合が多く、
いわゆる「本職」の方たちが出入りしている可能性があるため、好奇心だけで近づくのはやめましょう。
換気扇から嗅いだことの無い臭いが混じった煙が出ているような店は、普通の店ではありません。絶対に入らないようにしましょう。
(入ってみたら普通にいいお店だった、というケースもあるので一概には言えないのが難しいところです)
その他の危険な場所について
中華街など、外国人の文化や風習が複雑に混じり、深く根付いているような場所は、出来れば避けたいところです。
些細なきっかけでトラブルに発展する場面も多い上に、
相手は言葉の通じない外国人という最悪な状況になるため、危険度は極めて高いと言えるでしょう。
一般の方が何の問題も無く出入りしているような通りなら問題ありませんが、それが事前に確認できない繁華街は避けて通るべきです。
また店の前に堂々と灰皿が置かれているような焼き鳥屋や古着屋は、若者のたまり場になっている可能性があります。
入ったときは問題なかったけど、出ようとしたらやばそうな奴らに詰め寄られた、なんてことも起こりえます。
特に彼らは自分たちの縄張り(hood)を重要視する傾向にあるため、部外者には容赦なく攻撃してくる可能性もあります。
タバコの吸殻や缶コーヒー、エナジードリンクの空き缶などが捨てられている場所は危険度高めです。
「危険な場所」はあなたが知っている
とにかく大切なことは、よく知らない場所に興味本位で近づくのはやめましょう、ということです。
観光客などがごった返している場所は問題ないとして、
京都などでも通りを一つ間違えると大変なことになると言われるように、危険な場所はどこにでもあるものです。
あなたが事前にきちんとリサーチして、治安の良さや安全を確認できているような場合を除き、
知らない街の知らない通りを歩くのは避けるのが無難でしょう。
そして何より信頼できるのは、あなた自身の感覚です。
あなたが危険な思想や考え方を持っている場合は別として、
人には危険を察知する能力が生まれつき身についています。
ですからもしもあなたが「なんとなく嫌な感じ」「気持ち悪い」と感じたら、そんな場所からはさっさと離れましょう。
これが一番簡単で、最も大切なことです。
知らない場所に近づかない、嫌な感じがしたらその場を離れる。身を守るための基本法則です。
少し見方を変えると、同じ街並みでも違った情報の受け取り方が出来るようになり、印象が変わります。
楽しいこと、面白いことばかりを発見できればいいのですが、そううまくはいきません。
身近な危険を回避するためにも、
「不自然なところ」や「なんとなく違和感のある場所」を探す癖もつけるようにしましょう。
そうして磨かれた感性はいつか、あなたやあなたの大切な人を危険から遠ざけるための、強力な武器になるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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