【QuickTIPS】誰もが知っておくべき実践的護身テクニック BEST5【2022年まとめ】

【QuickTIPS】誰もが知っておくべき実践的護身テクニック BEST5【2022年まとめ】

いつも心に1本の大型車載用消火器を。どうもサイコ田中です。

早いもので、2022年という年もすでに終わりを迎えようとしています。

皆さんにとって2022年は、どのような1年になりましたか?

管理人個人としては、仕事量が一気に増えたせいで夏以降の記憶がほぼ残っていないという状況です。

もう歳は取りたくねえなぁ……。

さて、2022年最後の記事は、

”誰もが知っておくべき実践的護身テクニック BEST5”と題しまして、

性別・年齢を問わず知っているだけで効果的なセルフディフェンス・テクニックを、

ランキング形式で紹介していきたいと思います。


「やるしかない場面」は突然に

ラブストーリーが突然始まるのは結構ですが(?)、

今の世の中は大変荒んでおり、世界的に治安が良いとされている日本という国においても、

「やるしかない場面」というのは唐突に訪れるものです。

 

・レジの順番待ちに割り込まれた

・マスクを着用していないことを注意された

・隣室の生活音や話し声がうるさかった

というあまりに幼稚なものから昨今報道件数の増えつつある「近隣トラブル」に至るまで、

我々の生活環境にはありとあらゆる所にトラブルの種が潜んでいます。

それらのほとんどは自力で回避することも困難ではありませんが、

「話の通じない相手」や「最初からトラブルを望んでいる相手」というものはどうしようもありません。

 

トラブルを回避するために危機管理能力をフルに発揮し、

日ごろの言動に細心の注意を払っていたとしても、

残念ながら最後には「やるしかない状況」に追い込まれてしまいます。

決して理由や根拠もなく「自分だけは大丈夫」などと慢心したりせず、

いつでも自分は被害者になり、平穏な日々を壊される可能性があることを忘れてはいけません。

大げさな表現に思われるかもしれませんが、昨今日本国内で報道されている事件や問題は、

絶対に他人事ではありません。

「明日は我が身」の精神で生活し、ある程度は心の準備をしておきましょう。


明日から使える防犯・護身テクニックBEST5

さて、ここからは性別年齢を問わず知っているだけで誰もが効果的に運用できる護身テクニックを、

ランキング形式で合計5つ、紹介していきたいと思います。

専門的な知識や格闘技などのバックボーンは一切必要ありません。

身を守ることに興味をお持ちの方は、ぜひ一度参考になさってください。

 

第5位 武器になるものを探す

いざという場面での生存率を高めるために大切な習慣の一つに、

武器になるものを探す、というものが挙げられます。

 

当ブログでは複数の関連記事で同様のTipsをお伝えしてきましたが、

常に一貫していることは、

・ある程度の重さと硬さがあるもの

・握りこめる大きさのもの

・先端が尖っているもの

などが主に即興武器の候補となりえるということです。

 

特に「手の中に隠せるもの」「先の尖ったもの」という二つの条件を満たす道具として、

一般的なボールペンは非常に心強い味方となってくれるはずです。

ボールペンに限らず文具の大半は所持・携行していても全く不自然でないうえに、

いざというとき取り出して相手の体の柔らかい部位(目・喉・肩口など)に突き立てるだけで、

ほぼ一撃必殺の効果が得られるという優れものとなっています。

あまりに鋭利なものはその場で相手に重傷を負わせ、過剰防衛に問われるリスクがあり大変危険ですが、

そこら辺の机に投げ捨てられているボールペンならば何の問題もありません。

トラブルの場面に遭遇したら、胸ポケットやバッグ名の中にペンが無いか確かめておきましょう。

 

第4位 相手の足を全力で踏みつける

護身術と聞くと、多くの方が「相手の腕をああしてこうして……」と、

難しいテクニックや一連の所作を思い浮かべがちだと思われますが、

そんな複雑な動作や考え方や必要ありません。

 

相手があなたの目の前にいて、なおかつ胸倉を掴まれるなど既に接近し緊張した状態ならば、

相手の足を、上から全力で踏みつけてください。

驚くほど簡単ですよね?

極めてシンプルなこのテクニック、実はとても効果的です。

 

人間の足は、手と同様に非常に細かい骨と靭帯・軟骨などで構成されており、

足の裏は分厚くそこそこ強靭と言えますが、

上からの力——特に足の甲から指先にかけての部位への打撃に対しては、

紙装甲ともいえるほどの脆さを見せます。

 

タンスの角などで親指や小指を強打すると動けなくなるほど痛いというのは、

日本人のほとんどの方が今日までに最低一度は経験しているはずですが、

足の指というのはある意味において人体の急所であり、

特にトラブルの場面で頭に血が上っている相手は、

視野が狭くなるうえにあなたの顔の表情や所作ばかりに気を取られがちなので、

いきなり足を踏まれてもほとんど反応できません。

(管理人個人の経験上、9割がたの攻撃者は自分が足を踏まれるなんて思ってもいません)

 

男性であれば革靴または作業靴のかかと部分で、

女性の場合はヒールの底で突き刺すようにして、

相手の足の甲——特に足の指に近い部分を狙って全力で踏みつけてやりましょう。

相手がサンダルや軽いスニーカーのようなラフなものを履いている場合は、

致命的なダメージになること間違いなしです。

(想像以上に強力なので、言うまでもありませんが悪用厳禁です)

 

足手の足を踏みつけた後は、大きなトラブルになる前にさっさと立ち去るか、

顔面に一発入れるなどして確実に動きを止め、脅威を排除してください。

 

第3位 顔に液体をかける

昨今大きな問題になり、とうとう日本国内においては厳罰化の対象となった「煽り運転」ですが、

ファイトを望んで車から降りてきた相手をほぼ一撃でノックアウトする方法があります。

それが、相手の顔面に液体をかけるというテクニックです。やはりこれが第3位にランクインしてきましたね(?)

 

難しいことは何も考えず、持っている液体(飲み物・化粧品・車の洗車用品など)を、

近づいてきた相手の顔面に浴びせるだけです。

特に煽り運転など相手が自分からこちらに向かって近づいてくるとか、

「ここに来る」とわかっている場所(運転席など)をのぞき込んでくるような場面では、

ほぼ確実に決まります。そしてそこで終わります。

 

ただの飲料などでも問題はありませんが、

・エナジードリンクなど刺激の強い清涼飲料水

・消毒用アルコールなどの薬品

・特定の化粧品や洗剤の類

・80℃以上の熱湯

などは特に効果的であり、車内やカバンの中に携行していても全く不自然ではないため、

後から警察に事情を聴かれても大きな問題になりにくく一石二鳥です。

 

「やべー奴がこっちに来そうだな……」と思ったときは、

飲みかけのエナジードリンクをぶちまける準備をしましょう。

溺れている(動きが鈍くなっている)相手に何発か入れてしっかり止めを刺すこともお忘れなく。

 

第2位 相手の腕にしがみつく

相手の腕でにしがみつく、などと表現するといかにも情けなく頼りない印象ですが、

性別年齢を問わず生存率を向上させるため欠かすことの出来ないテクニックです。

この基本動作”アームコントロール”が2022年管理人イチオシのテクニックで、無事第2位にランクインしています。

(疲れで一体何を書いているのかわからなくなっていますが、どうかお許しください)

 

路上トラブルには様々な場面が存在しますが、

最も典型的で遭遇率の高いシチュエーションは、

・胸倉を掴まれ恫喝される

・服の一部を掴んで押すor引っ張られる

・掴まれたまま殴打される

などであり、互いに手が届く状況で、体の一部を掴まれていることが多い傾向にあります。

こうした状況で体格差などがあると一方的に殴られノックアウトされるなどリスクが極めて高く、

棒立ちのままでいるのは大変危険です。

 

実戦的な現代護身術や格闘技の知識は全く必要ないので、

とにかく相手の利き腕(基本的には右腕になると考えてください)を両手で抱え込み、

「十分な攻撃ができない状態」に抑え込む努力が肝要です。

 

特に重要なポイントは、

・相手の腕に対してなるべく体重を乗せるようにする

・しっかりと両腕で抱え込むようにする

・相手の肩のあたりに自分の頭を押し付ける

という3点です。

 

相手の腕にただ漫然としがみついているだけでは、あっけなく振りほどかれてしまいます。

相手の腕をホールドすることに成功したら、

地面に押し付けるようなイメージで体重をかけて、可能ならそのまま壁などに押し込むようにするのが理想的です。

また片腕だけでは力が分散するうえ、体重を預けるのも困難になってしまいます。

なるべく相手の腕は両方の腕で抱きかかえるようにし、

(かの有名な「ダッコちゃん人形」を思い浮かべてください)

簡単に引き抜かれたり振り払われたりしないよう、なるべく相手の腕が伸び切った状態を保つよう心がけてください。

ここまでのポイントを押さえてアームコントロールを試みた場合、

半自動的にあなたの体勢は相手の肩のあたりに顔または頭を押し付けるような形になっているはずです。

この状態は顔面の殴打などを食らいにくく最も安全なため、

たとえ相手の腕をきちんと掴み損ねたとしても、相手の攻撃側の腕(主に右腕)を意識し、

肩の向こうに顔を出したり胸元に顔を押し付けたりすることは、決して無駄にはなりません。

(ボクシングにおいてはクリンチと呼ばれる状態ですが、なるべく攻撃をもらわず休むための効果的な戦略です)

 

残念ながら相手の腕にしがみついていても、時間稼ぎにしかならず状況は悪化していきます。

そこから耳や首筋を狙って噛みつく、頭突きを入れるなど攻撃に転じ、

確実に自分が優位に立てる形に持っていくことを決して忘れないでください。

 

第1位 さっさと逃げる(トラブルを避ける)

堂々の第1位は、お察しの通りというべきかもしれませんが、

当ブログではもはやお馴染みとなったノウハウ、

「さっさと逃げる」です。

仕事や恋愛ではどうか知りませんが、

トラブルの場面では迷わず逃げるのがベストと言い切ってもいいでしょう。

 

多くの路上トラブルの現場においては、

・相手が複数名

・相手が体格的にこちらよりも有利(身体が大きい)

・相手が何らかの凶器を手にしている

といった状況が珍しくはなく、

勇猛果敢に向かっていくのは勝手ですが、

ボコボコにされてそこら辺の道端に転がされるのが目に見えています。

(最悪の場合、命を落とす可能性さえあります)

 

トラブルに近づかない、自分自身がトラブルの原因を作らないことはもちろんのこと、

明らかに「ヤバそうな奴」と揉めそうになった時には、

恥も外聞も気にせず全力で逃げることを試みましょう。

 

たとえ相手にお金を掴ませることになっても、

その場で土下座をすることになったとしても、

あなたが五体満足で家に帰ることができれば、それはあなたの勝ちです。

相手は最初から話の通じないトラブルメーカーか犯罪者予備軍であり、

一般的な倫理観や常識は一切通用しません。

そんな相手と張り合い、傷つき、被害者または加害者になるなど全くナンセンスであり、

何の意味もなくそこには無駄しかありません。全てが徒労です。

 

危険な相手からはどんな手を使ってでも距離を置き、

なるべく関わらないことを最優先に行動することが何よりも大切です。

そしてそのためには日ごろから危機管理能力の向上に努め、

あなたにとって脅威となる可能性のある対象を見分け、トラブルを未然に防ぐ立ち回りが求められます。

 

とはいえ世の中そんなに甘くはなく、

あなたが精いっぱい努力してトラブルを回避しようとしても、

また逃げることを試みてもどうにもならない状況というのが必ず生じてきます。

その時には、全く逆——すなわち相手に向かっていく方向にシフトしなくてはなりません。

命をかけて闘い、最後の最後まで抵抗しましょう。

あなたのたった一度きりの人生を脅かし、平穏を乱す対象というのは、

たとえそれが家族や恋人であったとしても、敵とみなすべきです。


あなたの中の“狂気”を味方に

さて、ここまでランキング形式で管理人イチオシの護身テクニックを紹介してきましたが、

「これは使えそう……」とか、「今度試してみよう」と思えるものはありましたか?

 

このブログにたどり着き、こうした記事をお読みになっている方というのはおそらく、

管理人の私自身と同様に、内面にある種の狂気に近いものを内包されているのではないかと推察します。

事情は人それぞれとは思いますが、

・身を守る必要性を感じている

・何かと闘おうとしている

・人知れず強くなりたいと思っている

というのは、平穏な日々を送る一般人には理解しがたく、また生じようもない欲求・衝動に違いありません。

 

今、この記事を読んでくださっているあなたが何と闘おうとしているのかは、私にはわかりません。

ですが環境や状況を問わず共通してお伝えできる言葉があります。

「その狂気はすでに強力な武器だから、もっともっと研ぎ澄ませてください」

私が初めて師事した外国人講師からの助言です。

あなたが持っている常人に理解できない感性や感覚、神経構造はあなただけの強力な武器です。

もしも身近にあなたやあなたの大切な人を傷つけようとする危険人物やコミュニティが存在するならば、

あなたはその対象を全力で叩き潰し、あなたの人生を取り戻すべきです。

過激な言い回しになりますが、それはあなたの当然の権利で、そうしても良いのです。

一番大切なのは、あなた自身のたった一度きりの人生です。それはいつでも変わりません。

 

 

なんとも雑な締め括りとなりましたが、

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。