【QuickTIPS】ストリートにおける膝蹴りの効果的な運用方法【護身術】

【QuickTIPS】ストリートにおける膝蹴りの効果的な運用方法【護身術】

いつも心に1本の業務用青じそドレッシングを。どうもサイコ田中です。

梅雨明けも近づきじわじわと暑気の忍び寄る日々ですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

新型コロナウイルスの影響も徐々に薄れ、外出の機会が増えた方も少なくはないでしょう。

これから祭りやイベントなど様々なレジャーが活気を取り戻す中で、

どうしても避けられないのが予期せぬ対人トラブルではないでしょうか。

昨今は日本でもかつては考えられなかったような動機や特に理由の無い傷害・暴行事件も後を絶ちません。

今回はいざという時身を守るための強力な武器として、

路上における膝蹴りの効果的な運用方法についてお伝えしようと思います。


攻撃者に慈悲や思いやり(優しさ)は不要

こういう言い回しは少しセンシティブになってしまいますが、

あなたに明確な悪意や敵意、攻撃の意志を向けている相手に対しては、

慈悲や情け、思いやりのようなものは一切必要ありません。

むしろ切り捨てるべきでさえあります。

 

管理人がまだ若かったころ、積極的に海外のセミナーにも参加していましたが、

ある研修で力加減を誤り、50代前半の男性参加者をダウンさせてしまいました。

すぐに駆け寄り、「I’m sorry, are you okay?(すみません、大丈夫ですか?)」と声を掛けましたが、

近くにいたインストラクターにシャツを掴まれ、

「何故君が謝るんだ、君は相手が凶悪な殺人犯でも、同じように声をかける気か」と、

かなり強い口調で叱られ、「Show no mercy (決して慈悲を見せるな)」と教わりました。

この経験は強く印象に残っており、今でも練習中似たような状況になると思い出すことがあります。

 

確かに優しさや相手を思いやる気持ちは社会生活を送るうえで大切なものですが、

それは差し迫った危険や脅威のある場面では何の役にも立たないどころか、

むしろ自分や自分の大切な人をより危険に晒すだけでしかありません。

 

例え相手が学生や若い女性、高齢者だったとしても、

あなたに明確な敵意や殺意、攻撃の意志を向けている相手に遠慮は要りません。

全力で叩き潰して脅威を排除し、五体満足でその場から立ち去ることを目指しましょう。

目の前の相手が、あなたの家族や友人・恋人だったとしてもです。


路上で膝蹴りを効果的に使う3つのポイント

ここからは路上のファイトで膝蹴りを用いる際に気を付けるべきポイントについて、

身体の狙うポイントや体勢など3つの項目に分けてお伝えしようと思います。

性別・年齢を問わず誰でも実践可能な内容となっておりますので、

身を守ることに興味をお持ちの方はぜひ一度参考になさってください。

 

狙うのは金的(股間)一択

膝蹴りで相手をノックアウトするうえで狙うポイントがあるとすれば、

それは金的(股間)に他なりません。

これは相手が女性だったとしても同様です。

(できれば女性に手をあげたくはありませんが、状況によってはやむを得ないでしょう)

 

路上のファイトでちまちまボディを効かせる意味は皆無に等しく、

かといって顔面を狙うのは難易度も相手に与えるダメージも高すぎて合理的とは言えません。

接近した場面で膝を斜めに持ち上げるだけで直撃する金的を狙うのが最もシンプルかつ効果的であり、

非力な女性でも男性をノックアウトできる唯一のアプローチでもあります。

 

つかみ合いや息がかかるほどの至近距離なら無言でいきなり膝先を持ち上げるのが手っ取り早く、

少し距離がある場合は体ごとぶつかるようにして膝を前に突き出すか、

大股で歩き出すようにして2ステップで(2歩目が膝蹴りとなるように)踏み込んで蹴る方法も有効です。

 

しっかりと相手の頭をホールドする(クリンチ)

椅子に座った状態で頭を押さえつけられると立ち上がれないように、

頭は人間の動き出しの起点(重心移動の中心)となる部位です。

しっかりと両腕で相手の頭を抱え込みコントロールし、

強力な膝蹴りを叩きこむための体勢づくりを意識しましょう。

 

相手はあなたの友達や恋人ではないのでハグするような形ではなく、

後頭部を両手でしっかりと抱え込み、脇を締めて相手の顔を胸元に引き寄せます。

そこから蹴り出す方の脚を小さく後ろに引いて、相手の頭は胸から離してスペースを作ります。

もう一度相手の頭を強く引き寄せ、同時に膝を相手の金的へ叩き込みます。

(お腹に当たってしまっても問題ありません。狙いを修正し立て続けに股間を蹴ってください)

しっかりと相手の体との間にスペースを設けて溜めを作ることで、

非力な女性や体の小さな人でも強い膝蹴りが打てるようになり、

短い時間でノックアウトできる可能性が高くなります。

 

蹴り足をキャッチさせない

全ての蹴り技について言えることですが、

蹴り足を掴まれることほど恐ろしいことはありません。

膝蹴りは比較的キャッチされるリスクの低い蹴り技となっていますが、

運動神経がよくフィジカル面で優れた相手は普通に掴んでくるため注意が必要です。

 

膝蹴りをキャッチされないために意識すべきことは、

・蹴り足を素早く引く

・蹴った足を前に落とす(体重をかける)

・フェイントで揺さぶる

などですが、格闘技経験のない素人の方や女性には少し難しいかもしれません。

 

もしもキャッチされてしまったときは、焦らず蹴り足を後ろへ引き抜くか、

前のめりに体重をかけて相手のタックルを潰すように動きましょう。

また倒れるときは頭を保護しながら後ろ向きに倒れ、

下から相手の顔を蹴り上げたり、両足を上げて相手を威嚇しながら、

簡単にマウントを取らせたりしない工夫が必要です。


最後はしっかりと倒しきるところまで

膝蹴りを叩き込んでそれで終わり、ということは滅多にありません。

何度か膝蹴りを当てて様子を見ながら、

近くに壁があるなら相手を壁に叩きつけたり、

壁に押し込んで繰り返し蹴ることも効果的です。

 

また何度か金的または腹部へ膝蹴りを直撃させ相手の動きが鈍くなってきたら、

頭を押さえつけている腕で手前に強く引き寄せ、前のめりに倒すのが基本的なフィニッシュパターンであり、

下がってきた相手の顔に対して膝をめり込ませるというアプローチもあります。

 

大切なのは自分が相手に対して脅威を感じなくなるまで徹底的にダメージを与えること

追い詰めていく意識であり、その場で倒しきらなければ全く意味がありません。

その場から立ち去るにせよ、警察を呼ぶにしても、まずは目の前の対象を制圧し、

自分自身と周囲の安全を確保してからでなくてはなりません。

相手が弱ってきても最後まで決して気を抜かず、確実にノックアウトすることを意識しましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。