狙った場所に筋肉がつかない理由
- 2019.08.18
- 筋トレ
いつも心に一泊6000円のビジネスホテルの夜景を。どうもサイコ田中です。
筋トレのたびに、「今日はココをデカくするぞ!」と意気込んで始めるのに、
終わってから鏡を見て「これじゃない……」と思うことはありませんか?
効かせたい場所や、大きくしたい場所に限って筋肉は育ってくれませんよね。
それにはちゃんと理由があるのです。
この記事では狙った場所に筋肉がつかない理由とその対策についてお話したいと思います。
筋肉は思い通りにならない?
フィジークやボディビルの大会を見ているとわかりますが、
明らかに不利な骨格や遺伝的特性というのは間違いなくあると考えられます。
もともと肩幅が狭い人は頑張っても迫力のあるV字体型には届かないでしょうし、
腹筋がズレたりパックが少ない人は見た目の印象が悪くなります。
これらはいずれも遺伝的なものであり、どうあがいても改善させたり変化させることは出来ません。
ですが自分が元々持っているものを最大限使い切って磨きをかける過程で、
必ず他にはない強みや魅力が見つかるものです。
今現在自分の身体に満足できない、納得していない人も、
今後誰かの憧れになるような「伸びしろ」を秘めているかもしれません。
目指す理想がまだ先にあるのならば、あきらめずにトレーニングを続けていきましょう。
ほしい場所に筋肉がつかない3つの理由
「ここについてほしいんだけど」という場所に限って、なかなか筋肉は成長してくれませんよね。
それにはちゃんと理由があります。ここでは考えられる3つの理由を紹介し、適切な対応についても説明します。
狙った場所を強く、大きくして、理想の身体を手に入れましょう。
そもそもフォームが間違っている
筋トレに限らず、正しいフォーム(形式)を守らなければ効果は激減してしまいます。
身体の各部位と、対応する種目の内容を再確認し、
自分が本当に正しいフォームで取り組めているのかを確認しましょう。
ジムでインストラクターやトレーナーの方に見てもらうのがもっとも手っ取り早いですが、
自分がほしい部位の筋肉が発達している第三者の意見をもらうのもアリです。
今ならフィジークの選手やボディビルダーの方がYoutubeにトレーニングや食事の内容を丸ごとアップしていることも珍しくないので、
気になる体型や自分が理想とするボディラインを持っている人が見つかったら、出来る範囲で真似てみるのもいいでしょう。
確かに人それぞれ適切なフォームというのは微妙に異なるものですが、
それでも一人ひとりに必ず正解の形はあります。
一日も早く自分の正しいフォームが見つけられるよう、
周囲のアドバイスを積極的に取り入れ、様々なやり方を試していきましょう。
身体が硬い(柔軟性が低い)
関節の可動域は言うまでも無く筋トレにおける重要な課題です。
同じ種目でも、可動範囲が狭いと十分な効果を発揮しません。
例えばスクワットの場合、
床のギリギリまでお尻を下げられるか、中腰程度の高さで止まってしまうのかで刺激の入り方が大きく変わってきます。
また身体の中で上手く動かない関節などがあると負荷が逃げてしまい、
周囲の全然違う部位に刺激が入る可能性もあります。
更に身体が硬いとそれだけで怪我のリスクにも繋がるため、デメリットしかありません。
お風呂上りに軽く全身をストレッチして、余計な力を抜く練習もしていきましょう。
(ただしトレーニング前の入念なストレッチはトレーニングの効率を低下させる可能性があるので注意が必要です)
食事、休養が不十分
もはや語るまでもないことですが、
栄養補給や睡眠が不足していると、筋肉は育ってくれません。
トレーニング後にはきちんとプロテインと炭水化物を補給し、
夜は最低でも7時間の睡眠を取るように心がけましょう。
筋肉を育てるためにハードなトレーニングが必要なことも事実ですが、
時には繊細な花や動植物のように労わってやることも大切です。
オーバーワークに気をつけながら、きちんと栄養バランスの取れた食事をし、
十分な休息の時間を設けましょう。
一番嫌な種目をやるのが近道
筋トレに限らずどんなことにも共通して言えることだと思いますが、とにかく自分が苦手なこと、
嫌なことをやるのが一番の近道です。
管理人はとにかく脚トレが嫌いでよくスキップしてやろうかと思うのですが、
そういうときこそ下半身のメニューに力を入れます。
また同じ腕立伏せでも手をつく位置や手幅を変えるだけで驚くほどハードになります。
このように同じ種目でも自分がやりにくいと感じるアレンジや力が入りにくいバリエーションを積極的に取り入れると、
あまり使われていなかった(動いていなかった)筋肉にも刺激が入り、新たな成長を実感できるかもしれません。
ボディビルダーの方々が一部位あたりに8種目などと仰るように(少々無茶な話ですが)、様々な角度や負荷で、
筋肉に与える刺激を絶えず変化させることが重要です。
とにかく重量だけを追求していつも同じフォームで同じ種目ばかり続けている人は、
試しに軽い負荷で全然やったことがない動きを取り入れてみましょう。
全く新しい筋トレの可能性に気づき、限界を超えるヒントが見つかるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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