日本における路上トラブルの実態

日本における路上トラブルの実態

いつも心に一株のほうれん草を。どうもサイコ田中です。

日本は比較的治安がいいとされていますが、近年大きな事件に発展し逮捕者まで出るようになった「あおり運転」など、

路上でのトラブルは後を絶ちません

他国のように拳銃やナイフが飛び出すような暴力事件こそ少ないかもしれませんが、

それでも危険な思想を持った人間や常識の通用しない相手がいることは確かです。

今回は日本における路上トラブルの原因とその対策を、大まかに3つの項目に別けて解説しようと思います。

自分や大切な人を守るために、既に顕在化しているリスクを把握し、危機管理能力を高めましょう。


どこにでもいる「犯罪者予備軍」

日本の犯罪件数は右肩下がりであり、年々減少傾向にあることが既に確認されていますが、

それでも凶悪犯罪や報道されることの無いトラブルは数え切れません。

暴力団も暴対法による締め付けで身動きが取りにくくなり、一昔前のように目立つ行動こそ見られませんが、

今でも活動し続けていることに変わりはありません。

いわゆる「半グレ」と呼ばれる人種はごく普通のサラリーマンとして社会に溶け込み、

その他危険な思想を持つ人種も見た目だけでは判断が出来ない世の中になりました。

確かに日本の警察の捜査能力は極めて高く、対応は迅速ですが、いつでも助けてくれるわけではありません。

人を傷つけること、他者の生活を脅かすことに何の躊躇いも罪悪感も無い犯罪者または「犯罪者予備軍」に出会ってしまわないために、

リスクパターンと対策を把握しておくことが求められます。


路上トラブル3大原因とその対処法

日本における路上トラブルは、次の3つに分類されると私は考えています。

・道路交通にまつわるトラブル

・電車内または駅でのトラブル

・飲酒、喫煙に関するトラブル

 

日本は多方面での法整備が他国に比べ進んでおり、その国民性は総じて自治的で統制が取れていると評価されますが、

中にはマナーを守れない人種がいることも事実です。

こうしたトラブルメイカーの大多数は、車や自転車の運転、駅構内や電車内での対人接触、

飲酒や喫煙のマナーに端を発して暴力行為などに及ぶ傾向が強いと考えられます。

一つひとつの項目について、詳しく見ていきましょう。

 

道路交通にまつわるトラブル

近頃は「あおり運転」など車同士の、道路上でのトラブルが特に多く確認されており、対策が求められています。

また交通量の多い都市部では自転車対自転車、自転車と人など、

自転車がらみのトラブルも多発しています。

自転車に乗る際は最低限の交通マナーを遵守し、スピードと周囲の状況に注意を払って運転するよう心がけましょう。

また歩行者も「歩きスマホ」など、交通マナーを守って運転している自転車や自動車のドライバーに迷惑をかける行為に及ばないよう意識することが、

トラブルのみならず交通事故を減らすうえで重要です。

「自分は大丈夫」という思い込みは捨て、

道路上では常に自分や他者の命がある程度のリスクに晒されていることを心に留めておきましょう。

 

電車や駅構内でのトラブル

人が密集する場所では、「肩がぶつかった」などの些細な理由でトラブルになりがちです。

特に満員電車の車内などは否応なしに乗客同士の距離が近くなり、

予期せぬ対人接触や痴漢、暴力行為などに発展する恐れがあります。

こうした電車内や駅構内でのトラブルを回避する上で最も大切なことは、

可能な限り満員電車に乗ることを避けることですが、

通勤通学のいわゆる「ラッシュ時」は回避するのが困難であることも事実です。

女性はなるべく女性専用車両を利用し、男性はなるべく女性の近くに立たないことや、

肩や肘などが激しくぶつかった場合は相手にすぐ謝ることなどを心がけましょう。

 

飲酒や喫煙に関するトラブル

酔っ払い同士がもみ合いになるぐらいならそれほど問題にはなりませんが、

飲酒運転や飲酒がきっかけの暴力などは現代の日本における社会問題の一つであり、対策が必要です。

明らかに酩酊状態にあると確認できる人物が身近にいる場合は速やかに距離を取り、

万が一絡まれた場合は周囲に助けを求め、警察を呼びましょう。

また喫煙スペースの縮小と共に路上喫煙の問題も深刻化しており、特に都市部では注意が必要です。

喫煙マナーを注意されたことに逆上し暴力行為に及ぶという事例は少なくありません。

もしも不快に感じても怒りや正義感といったものは内に秘め、素通りするようにしましょう。

そもそも路上喫煙者というのは性別年齢を問わずまともなモラルや常識を持ち合わせていない人種ですから、

声をかけるのは好ましくありません。


互いにマナーを守ることが大切

日本における路上トラブルのほとんどは、

どちらかがマナーや礼節に欠けた行為に及んだことから発展するように見受けられます。

車や自転車に乗るときは交通マナーを守り、歩行者優先の意識を徹底すべきでしょう。

また電車に乗る際も他の乗客の迷惑になる行為は避け、

迷惑行為を目撃しても相手を非難するような注意の仕方をしないよう気をつけましょう。

飲酒・喫煙についても適切な場所で、節度を持って楽しむよう心がけることが、

自分だけでなく周囲の人にとっても大切です。

互いに最低限のマナーを守り続けている限り、そこにトラブルの種が生まれることはありません。

自分が加害者にも被害者にもならないため、些細なトラブルで人生を棒に振らないためにも、

モラルと常識に基づいた正しい言動を心がけましょう

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。