身近なもので身を守る【アウトドア・レジャー用品編】
- 2019.09.28
- 護身術
いつも心に一人の落ち武者を。どうもサイコ田中です。
今回はシリーズ「身近なもので身を守る」の第2弾として、
護身に役立つアウトドア・レジャー用品を紹介します。
催涙スプレーやタクティカルペンのような物騒なものを持ち歩かなくても、
誰もが持っているもので身を守ることはできます。
日用品や生活雑貨を武器にするポイントを抑えて、いざという時に活用してください。
武器になるものの共通点と特徴
武器として使える道具には共通点があります。
・ある程度の硬さ(強度)がある
・ある程度の重さがある
・角(エッジ)や尖った部分がある
このようなものは、全力でぶつけるとどこに当たっても痛いので十分武器として活用できます。
特に金属製の道具は、硬さと重さの両方を兼ね備えていることが多いため有用であり、
先が尖っていてある程度長さのあるものであれば、木製でもプラスチック製でも相手にダメージを与えられます。
これらの共通点を抑えた上で、身近な武器になるものを探してみましょう。
(武器になるものを探す習慣は、護身の観点で非常に重要です)
いざという時使えるアウトドア用品3選
ここでは様々なアウトドア用品の中でも、特に使い勝手が良く身近なものを3つ紹介します。
恐らく誰もが3つのうち1つは所持していると思われます。
手元にあるという方は、実際に手に取って使い方を確認していきましょう。
LEDフラッシュライト(懐中電灯)
私が1番オススメするアイテムです。
持っていても不自然でないうえに、色々な使い方が出来ます。
強い光を相手の目に当てて目潰しにも出来ますし、
強く握って殴打するだけでも効果があります。
また言うまでも無くサバイバルツールとして優秀であり、災害などの非常事態にも力を発揮します。
金属製で、ある程度の重さと大きさのあるタクティカルフラッシュライトが特にオススメです。
折り畳み傘
一般的な折り畳み傘は、持ち手の反対側にあたる部位が小さな突起物で構成されており、
ここを相手の顔や腹部にぶつければそれなりのダメージになります。
またグリップ部分に重さがある場合はそこを強くぶつけても効果があり、
いざというときは広げて相手の視界を遮るというオプションもあります。
手から簡単に外れないよう、ストラップがついたものを選ぶのがオススメです。
マルチツール
サバイバルアイテムの代名詞といっても過言ではないツールの一つです。
正当な理由さえ説明できれば所持していても不自然でなく、色々な使い方が出来るため心強い味方になります。
護身の目的で用いる際はグリップ部分での殴打はもちろん、ナイフを取り出して使うという選択肢もありますが、
ツールの特性上素早い取り出しは困難です。
実際に攻撃を受けた場合などパニック状態に陥ったことを想定し、
素早く必要な機能を使えるようにシンプルなものを選び、
安全に運用できるよう繰り返し練習することが求められます。
ツールの不正な改造はやめましょう
もう10年以上前の話になるので正直に白状しますが、管理人は学生時代、
先端にメタルを埋め込んだ危険な折り畳み傘を持ち歩いていました。
(その他にも眼鏡ケースにナイフを隠したりしていました)
このような殺傷力のある改造ツールは確かに強力な武器になりますが、もしも事件に発展した場合、
警察に持ち物を調べられると罪に問われる可能性が一気に高くなります。
いかなる理由があろうとも、持ち物に”用途以外の機能”を持たせたり、殺傷力を高めるような細工をしてはいけません。
それは何よりも、あなた自身が加害者(犯罪者)にならないために大切なことです。
あなたの目的が身を守ることで、相手を傷つけることではないならば、
相応の責任感と危機管理の意識を持ちましょう。
身の丈に合わない武装は結局のところ、自分の首を絞めるだけです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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