身近なもので身を守る【女性の持ち物編】
- 2020.02.06
- 護身術
いつも心に1人前のひつまぶしを。どうもサイコ田中です。
今回はシリーズ「身近なもので身を守る」の特別編として(特別なことは特にありませんが)、
女性の持ち物の中で武器として使えるアイテムを紹介したいと思います。
女性ならではの視点を武器に
とても大切なことですので最初にお断りしておきますが、
私自身は男性です。よって本来女性向けの護身テクニックを堂々と語れるような立場ではありません。
ですが今日までの経験上、「これは性別年齢問わず使えるのでは?」というアイデアをいくつか知っていることは確かです。
ここで紹介するのはあくまで男性の視点で、男性の視点から有効と判断されたテクニックにすぎません。
本当に女性にとって役立つ護身術を学ぶのであれば、しっかり女性としてのライフスタイルを確立し、
女性特有の価値観を持った女性の指導者を探すのが一番です。
女性はフィジカルなどの観点から、男性に比べると不利な点があること確かです。
ですがそれらの不利な点を補える「女性ならではの武器」も必ず見つかるはずです。
女性の皆さんにはぜひ、男性には無い感覚や視点で身を守るアイデアを身に着けて、
自分らしい生き方を手に入れてほしいと思います。
武器として使える女性の持ち物5選
ここでは女性の持ち物の中で身を守ることに役立つアイテムを5つ紹介したいと思います。
女性だからこそ有効なテクニックはもちろん、男性にとっても有用なアイデアを取り上げています。
身を守ることに興味をお持ちの方は、ぜひ参考になさってください。
ハンドクリーム(ワセリンなど)
お肌のケアを欠かさないという方はハンドクリームを日常的に携行されているかもしれません。
「クリームをどうやって武器に?」と思われるかもしれませんが、直接相手を攻撃することに使うのではなく、
肌に塗ることで潤滑剤として活用します。
身の危険を感じたとき、腕など肌の露出した部位になるべく沢山塗り込むことで、
簡単に腕などを掴ませなくすることができます。
緊迫した場面ではそこまで頭が回らないかもしれませんが、
人は不安を感じると自分の体に触れる習性があります。
その習性を利用して一緒にクリームを塗りこんでおけば、とりあえずその場しのぎにはなるでしょう。
(ベタベタして気持ち悪いかもしれませんが、犯罪被害に遭うリスクに比べればずっとマシなはずです)
口紅・リップクリーム
強く握りこんで殴打すると普通に痛いうえに、口紅のように色のついているものの場合、
相手の衣服に擦り付けることで、防犯用カラーボール等と同様の犯罪抑止力が得られます。
口紅の場合はキャップを外して相手の身体に押し付けるようにするといいでしょう。
(相手が白いシャツなど汚れの目立つ服装の場合は効果抜群です)
またリップクリームはハンドクリームと同様に手首などに塗り込むことで掴まれるリスクを軽減できます。
ハンカチ
お洒落な女性のマストアイテム(?)、ハンカチも使いようによっては身を守ることに役立ちます。
相手の顔に投げつけたり手首を縛ったりするというテクニックが一般的ですが、
女性の場合は、その場に落とすだけで武器になるかもしれません。
相手が痴漢などの変質者の場合、必ずと言っていいほど女性の持ち物に一定の興味を示す傾向にあります。
そこでわざとハンカチのような小物を落として注意を逸らし、ダッシュで逃げたり身を隠すという方法が有効と考えられます。
特に目立つ色合いのハンカチや、変わった柄の入ったハンドタオルなどは目を引きやすく、
拾うために屈んだ相手の顔面に全力で蹴りを入れるという乱暴極まりないオプションもあります。
(実力行使はあくまでも最終手段です。可能な限り誰も傷つけない自己防衛を目指しましょう)
マイボトル
マイボトルに暖かい飲み物を入れて持ち歩いているという女性も多いのではないでしょうか。
水筒のようにある程度の長さと重さがあるものは全力で振り回せば武器になります。
特に金属製のものは耐久力にも優れ固さも申し分ないため非常に強力と言えます。
単純に中の液体を顔などにぶちまけるという攻撃手段もあります。
香水・化粧水などの液体
マイボトルの中身をぶちまけるという攻撃方法にも繋がる部分ですが、
基本的に人は得体の知れない液体をかけられるとパニックになって一瞬動きが止まる傾向にあります。
特に香水や化粧水など匂いが強く、目に入ると染みるようなものの効果は絶大で、
場合によっては催涙スプレー等と変わらない強力な抑止力として機能する可能性があります。
香水などの液体類を常に携行しているのであれば、覚えておいて損はないテクニックでしょう。
(スプレータイプのものが扱いやすいためオススメです)
女子力と危機管理能力を向上させるために
”女子力”などという単語を巷ではよく耳にしますが、
ぜひ女性の皆さんには女子力だけでなく個人の危機管理能力も向上させてほしいと思います。
日本は世界的に見ても治安が良く、犯罪件数なども極めて少ない傾向にあることは確かですが、
女性を狙った卑劣な犯罪は後を絶ちません。
「自分は大丈夫」などと根拠もなく楽観視することはやめて、実際に女性が被害に遭った事件等の報道を、
自分に当てはめて受け止めるといった姿勢が大切です。
また上に述べたような身近なアイテムを使った防犯テクニックを身に着けることはもちろん、
普段から身体を動かしたり、軽い筋トレを取り入れるなどフィジカル面でのアプローチも重要です。
メイクやファッション等にこだわって女子力を磨くのも素敵な試みですが、
いざという時自分で自分を守れる強さも磨いておくと、より充実した日々を送れることでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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