【格闘技】コロナ禍における失敗しないジム・格闘技の選び方【護身術】
- 2021.02.07
- 格闘技

いつも心に1本の大型マシェットナイフを。どうもサイコ田中です。
東京都を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、
それでもなお「新しいことを始めたい」「新鮮な刺激が欲しい」という方は少なくないでしょう。
今回はコロナ禍におけるジムおよび格闘技の選び方について、
2つのシンプルな判断基準に沿ってお伝えします。
感染対策・体調管理をしっかりと
現在日本のみならず全世界で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が広がっています。
重症化リスクに性別・年齢は関係ないとされ、ウイルスそのものの変異も確認が相次ぎ、
僅かな気の緩みも許されない状況であることは言うまでもありません。
これからジムを探し、練習に参加しようとお考えの方には、
・マスクの着用
・アルコール消毒スプレーの活用
・うがいと手洗いの徹底
といった根本的な感染対策はもちろんのこと、
疲労をため込まないことや3食きちんとしたものを口にするなど、
体調管理にも十分注意していただきたいと思います。
もはやウイルス感染と重症化、後遺症との闘いは他人事ではありません。
自分自身や対戦相手とのファイトだけでなく、
見えないウイルスとのファイトにも万全の備えで臨んでいきたいですね。
コロナ禍におけるジム・格闘技の選び方と2つの判断基準
ここからはコロナ禍においてジムおよび格闘技を選んでいく考え方について、
シンプルな2つの判断基準に沿ってお伝えします。
格闘技や護身術に興味をお持ちの方はもちろん、
何か新しいことを始めたいとお考えの方もぜひ一度参考になさってください。
体格・年齢・性別は関係ない
とても大切なことなので一番最初にお伝えしておきたいのですが、
ジムや格闘技を選ぶ上で、
身長体重や年齢、性別などは一切関係がありません。
あなたの身長が何センチで体重が何キロであれ、
今日まで格闘技の経験があろうとなかろうと、
それらの情報はジム選びをするうえで決定的なファクタにはなりえません。
最も重要なことは、
あなたが何を望み、何のために鍛えるかということです。
大切なことなのでもう一度。
身体の大きさやスポーツの経験などは関係ありません。最も重要なことは、
「あなた自身がどうなりたいか」、これに尽きます。
とはいえ何の参考もなく選んでいくのは少し不安かもしれません。
体型や年齢別に取り組むべきトレーニング・おすすめの格闘技について以下の記事にまとめてありますので、
こちらも一度参考になさってください。
↓ ↓ ↓
判断基準1:プロになりたいか・そうでないか
ジムを選んでいく過程で大きな判断基準の一つは、
ずばり「プロを目指す気があるかどうか」です。
これから格闘技で食べていくとか、
競技の世界で頂点を目指したいという気持ちがあるならば、
最初からプロを育成するコースがあるジムで、
実績のある選手を輩出している指導者の下で練習していくのが一番の近道に違いありません。
実際に結果を出している指導者の下にはハイレベルな選手が集まるだけでなく、
「試合における勝ち方」「勝つための考え方(マインドセット)」といったより高度な指導を受けることができます。
練習は苛烈なものになるでしょうが、
・基礎練習にすらついていけない
・ウォームアップでガス欠になってしまう
・年下の女子選手にボコボコにされる
といった経験は決して無駄にはなりません。
もし辞めてしまった後でも、そのような体験は必ずあなたが生きていく上で大きな力になるはずです。
判断基準2:趣味として楽しむのか・そうでないか
大きな判断基準の2つ目は、
「あくまで趣味の一つとして割り切るのか、そうでないか」という点です。
ただ楽しむのが目的ならば、
・なるべく家から近い(場所)
・会費がリーズナブル(金銭面)
・純粋に楽しめるかどうか(感覚)
といった3点で選んでいけば間違いはありません。
週に2回から3回、毎回往復2時間もかけて、
汗臭い場所でゴリゴリのおじさんに殴られるなんて、面白くもありませんよね。
あなたがただ単に格闘技を楽しみたいだけ、趣味として嗜みたいだけなら、
自宅の近辺で、なるべく会費が安く、雰囲気の穏やかなジムを探すのが一番です。
家から近ければ通うのが億劫ではなくなるため練習をサボリにくくなり、
会費が安ければ「費用がかかりすぎる」という言い訳も出てきません。
(あまりにもコストが低すぎるとサボりがちになることも懸念されるため、
あえて高い月謝を払うことで「行かなきゃ損だ」と自分に言い聞かせる方法もあります)
格闘技に限らずどんなことにも当てはまることですが、
何より大切なことは「とにかく続けていくこと」です。
自分から練習を続けやすい環境を整えていく事は、決して無駄ではありません。
ダラダラと続けるだけでは意味が無いように思えるかもしれませんが、
そうして時間をかけて習い覚えた技術や考え方は決して無駄にはなりません。
ただし、世の中にはあまり好ましくない「怪しい・危険なジム」が存在することも事実です。
以下の記事でそうした怪しいジムを見抜く方法を紹介していますので、参考になさってください。
↓ ↓ ↓
【小ネタ】怪しい教室(ジム)・セミナーの特徴と共通点【コラム】
身を守る方法はプロから指導を受けよう
ナイフなどを扱う典型的なセルフディフェンスや、
痴漢やストーカーなどとの向き合い方といった根本的な危機管理能力の向上に関しては、
必ずプロから指導を受けるようにしましょう。
セルフディフェンスの技術体系が目指すゴールとは「状況の認識と生存」であり、
リング上のルールに従ったファイトで勝利を収めることではありません。
間違っても自己防衛能力を高めることを目的に格闘技ジムに通ったり、
闇雲に身体を鍛えたりしようとしてはいけません。
身を守る技術はセミナーなどに参加することで、
その道のプロから直接指導を受けることでしか学ぶことはできません。
あなたの目的が「競技で勝利し結果を残すこと」ならどうぞジムに通って鍛錬なさってください。
「ルールの無い状況で突発的に生じる危機的状況から脱する方法」を学びたいなら、
【セルフディフェンス】【護身術】といったキーワードの含まれるジムや教室を探しましょう。
もちろん、当ブログに掲載している情報を参考にしていただいても結構です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
-
前の記事
【護身】”ホッケーファイト・コンセプト”で身に着ける次世代のCQC【リアルファイト】 2021.01.24
-
次の記事
【小ネタ】「身体の小さい人が学ぶべき格闘技」という幻想【コラム】 2021.02.21