ファイトで常に主導権を握るためのヒント
- 2019.09.09
- 護身術
いつも心に一発の打ち上げ花火を。どうもサイコ田中です。
路上のケンカなどは、日本にお住まいのほとんどの方には無縁というのが一般的な考え方でしょうし、
実は管理人自身もそれほど経験がありません。
ですが昨今はいわゆる「あおり運転」や電車内での些細なトラブルから暴行事件に発展するなど、
路上のファイトはとても他人事とは言えないのが現実です。
こうした非常事態では、とにかく常に自分が主導権を握ることが生き残るための鍵になります。
どのような方法が考えられるかを管理人の実体験に基づいて解説します。
治安の悪い地域にお住まいの方や、トラブルに巻き込まれる機会の多い方は参考にしてください。
やるしかないときは迷わず行動
あなたが被害者にならないための手っ取り早い方法は、
とにかく判断を早くすることです。
様子を見る時間を確保したい気持ちはよくわかりますが(特に日本人はその性質が強いとされます)、
いざという時黙って棒立ちでいると、いきなり殴られて失神させられるというのは非常によくあるパターンです。
あなたがもし直感的に恐怖や危険、不安というものを感じたときは、
何らかの行動を起こす必要があります。
相手を傷つけないため受身に徹することも決して間違いではありませんが、
あなたやあなたの大切な人の人生を訳のわからない理由で滅茶苦茶にされるのは許せませんよね?
生き残るためには抵抗しなければいけません。
もしも「ヤバイ」と思ったら、相手を傷つける恐れがあっても身近なものを武器にしたり、
体力にものを言わせて相手を制圧することも厭わない覚悟が求められます。
明らかな悪意を持った攻撃者はあなたの敵です。手段を選ばず撃退、制圧するために精一杯努力しましょう。
ファイトで主導権を握るための3つのルール
路上のファイトにはある種の傾向があります。それをきちんと抑えれば、勝ち残るためのヒントも自ずと見えてきます。
今回は管理人自身の経験を基に、これさえ守れば「勝てないまでも負けはしない」というルールを3つ紹介したいと思います。
ここで紹介するのは性別や年齢に関係なく、すぐに実践できるテクニックです。
現在日常生活に不安を抱えているという方は、是非参考にしてください。
素手で戦わない
私が学生の方や女性に護身術を指導する際に、必ず伝える大切なルールです。
身体を鍛える習慣がない方、特に女性の場合、
簡単なパンチやキックでも自分自身が怪我をして身動きが取れなくなる恐れがあります。
そうした致命的な事態を避けるためにも、とにかく身の回りで武器になりそうなものを探し、
素手での攻撃を回避することが重要です。
こちらの記事で身近なアイテムで武器として使えるものをいくつか紹介しています。参考にしてください。
とにかく動き続ける
攻撃者にとって格好の的は、「動きの少ない対象」です。
すぐに捕まえることができ、好きなように攻撃できるからです。
逆に、ほんの少しでも頭の高さや立っている位置を変えるだけで、相手は攻撃を当てにくくなります。
普段からスパーリングなどの対人練習や、ダブルエンドバッグなど不規則な動きをするターゲットを相手に練習している格闘家でもない限り、
動いている対象に正確に攻撃を当てるのは至難の業です。
フットワークなんて知らなくても問題ありません。何でもいいので前後左右に脚や上半身を不規則に動かし、
相手に的を絞らせないことが肝要です。
どんな理由があろうとも、攻撃者に棒立ちで対峙することは許されません。覚えておきましょう。
正確な急所攻撃
金的や眼球といった急所は、相手の体格やスポーツの経験などに関係なく、
大ダメージを与えることが出来る部位です。
このようなポイントに効果的な攻撃をタイミングよく当てることが出来れば、理論上は一撃で相手を葬り去ることが出来ます。
急所攻撃のオプションを可能な限り多く把握し、攻撃のために必要な最低限の筋力を強化し、
いつでも急所攻撃を成功させられるように鍛錬しましょう。
急所とその攻撃方法については、こちらの記事を参考にしてください。
フィジカルの強化が一番の近道
身体の大きい外国人が前から歩いてきたら、皆さんはどうしますか?
恐らく自分から道を開けるという人が大半ではないでしょうか。
このように、大きな身体と見た瞬間にわかる筋肉量の差は、
護身の観点から見て大きな抑止力として働きます。
(中にはマッチョに喧嘩を売りたがる危険人物もいるため注意は必要ですが)
仮に物好きな相手に攻撃を受けたとしても、相手よりもフィジカル面で上回っていれば、
つかみ合いも殴りあいも主導権を握ることができるため、相手が武装していない限り負けはありません。
格闘技では、体重にして5キロ、身長で10センチ以上差がつくとゲームにならないなどと言われますが、
素人同士の路上の殴り合いでは、それ以下でも決定的な差になります。
普段から筋トレと打撃トレーニングに取り組み、
体重を増やすだけでも効果はあります。
本当に身を守りたいのなら、まずは筋トレと食事で身体を大きくしましょう。
細かい技術を身に付けるのはその後からでも十分間に合います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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