【一人で出来る】護身に役立つメンタルトレーニング

【一人で出来る】護身に役立つメンタルトレーニング

いつも心に一丁の対物ライフルを。どうもサイコ田中です。

突然ですが、管理人は週に何回か真っ暗な夜の運動公園でシャドーボクシングをします。

周りから見れば完全に変人でしょうね。実際、職務質問を受けた回数はもう覚えていません。

なぜ、そんな変なことをするのか。もちろんちゃんとした理由があります。

今回は【一人で出来る】シリーズ第1弾として、

メンタルを鍛えるトレーニングをいくつか紹介します。


恐怖心を取り除く必要は無い

恐怖を感じると、身動きが取れなくなったり、変な汗が出たりして大変ですよね。

ですがそれらは全て、

あなたの身体が目の前の出来事に向き合うために起きている正常な反応です。

あなたが今、学校や職場、家庭で強い恐怖を感じているなら、

それは自己防衛のための反応です。

無視したり恥ずかしがったりしないで、信頼できる身近な人に相談しましょう。

それが難しければ、SNSなどを用いた各種相談窓口を利用してもいいでしょう。

恐怖心をコントロールするコツについては、

こちらの記事でも扱っています。是非参考にしてください。

 

あなたが今すぐ出来ることは、

危険な場所や相手から距離を置くことです。どうか忘れないでください。


3つの簡単トレーニングで内面から強く

メンタル強化はセルフディフェンスにおける最優先事項の一つです。

ここでは誰でも簡単に取り組めて自信につながるトレーニングを3つ紹介します。

出来ると思えることから順番にやってみましょう。

 

ホラー映画鑑賞で呼吸法を身に付ける

何でもいいので今まで見たことがないホラー映画を見ましょう。

明らかに何か起きそうな雰囲気の場面でも、目を逸らしたりしてはいけません。

むしろ恐怖が最高潮に達する直前に、画面に顔を近づけるぐらいが丁度いいでしょう。

ショッキングなシーンを目にしたとき、あなたは呼吸が止まったり、全身が硬直するかもしれません。

その瞬間にこそ呼吸を意識してください。

空気を吸う間隔は短くなっても構いません。出来る限りゆっくりと吐きましょう。

「ふーっ」と大きく息を吐いていく過程で、心拍数が落ち着き全身がリラックスするのを感じてください。

 

「どうしよう」ではなく「いいよ来いよ」

怖い人に絡まれたり、大声で恫喝されると恐怖や不安で萎縮してしまいますよね。

そんなときは「殴られて怪我をしたらどうしよう」とか「誰か助けてくれないかな」などと考えてしまうでしょう。

しかしそれでは攻撃者の思う壺です。

恐怖や不安で押しつぶされそうなときこそ、逆に考えるのです。

「殴られてもいい」と。

「殴ってみろ」「受け止めてやる」という気持ちでいると、

必ずそれは相手に伝わります。

そうした感情は恐怖などとは正反対であり、

攻撃者からすると「やりにくい」「簡単じゃない」という印象になります。

このようなマインドセットは強い抑止力になると同時に、

あなた自身を戦闘モードに切り替えるスイッチの役割も果たします。

普段から「どうしよう……」と後ろ向きになりがちな人は、「いいよ、来いよ!」と考える癖をつけましょう。

 

真っ暗な道を全力疾走する

この記事の冒頭で管理人は真夜中の公園でシャドーをすると述べました。

一般的に人間は暗闇に恐怖を感じる傾向があり、それは人種や性別、年齢に関係なく共通の反応です。

そのような強い精神的ストレスに晒された状態では通常、身体は思うように動いてくれません。

ですがファイトとはいつもストレスの高まった状態で起こるものです。

相手の言葉による威嚇や感情的なボディランゲージなど、

あなたを萎縮させ不安にさせる要素で溢れています。

そんな状況でも「やるしかない」ときは、戦うしかないのです。

よって普段から極限状態を想定し、身体が動くようにしておくことは重要です。

運動はリラックスした状態で行うのが一番ですが、護身を想定するならむしろ逆、

ストレスはどんどん高めるべきです。

街灯の無い真っ暗な通りをダッシュで往復してもいいでしょう。

ホラー映画を流しながらパンチの練習をしてもいいのです。

恐怖や不安で全身が硬くなり心拍数が安定しない場面でも、

正しいフットワーク、一撃で倒せるパンチを打てなければ意味がありません。

どんどん自分にストレスをかけて、アドレナリンが溢れるのを確かめましょう。


「もっと強く」を合言葉に

メンタルを鍛える上で一番恐ろしいのは、慢心してしまうことです。

「こんなにやってるんだから、絶対に俺は負けない」という自信は大切です。

ですがそれと相手をナメてかかることは別です。

路上にはどんな危険人物が潜んでいるかわかりません。

相手が細い身体の学生でも、ナイフを持っているかもしれません。

頼りない印象の会社員でも、空手の有段者かもしれません。

いつでも自分は相手より劣っていて、「この人は自分より強い」と思っているくらいが丁度いいでしょう。

そうすれば油断は無くなり、攻撃の一発一発が本気で繰り出せるようになります。

筋トレをするときも、メンタルトレーニングに際しても、

「もっと強く」を合言葉にしていきましょう。

新しい自分が見つかるかもしれません。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。