女性が護身術を学ぶ際の注意点について

女性が護身術を学ぶ際の注意点について

いつも心に1つまみのバジルを。どうもサイコ田中です。

いくら日本が治安の良い国でも、物騒な世の中です。

身を守るための術を学ぼうという殊勝な心掛けをお持ちの女性もいらっしゃるかと思います。

ですが最初に結論だけ申し上げますと、女性が護身術を学んでも待ち受けているのはあまりに厳しい現実です。

今回は本気で身を守りたいと考えている女性の皆さんに、護身術を学ぶ際の注意点をお伝えしたいと思います。

 

女性向けの護身術については、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

↓ ↓ ↓

韓国人男による暴行事件から学ぶ女性のための護身


身を守ること=トラブルを回避すること

護身術と聞くと、危険な相手を華麗な投げ技やパンチ、キックで倒すイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、

それらの実力行使はすべて、護身における最後の抵抗手段にすぎません。

自分から手を出さなければならない最悪の事態を、どのようにして回避していくかが本来の課題です。

そしてそれは、体が小さく非力な女性にこそ重要となる考え方であることは言うまでもありません。

基本的に女性が男性と真っ向から向き合っても勝ち目はありません。

強力な武器を使って圧倒するか、誰かの助けを借りなければ生存率は下がる一方です。

護身に興味をお持ちの女性に絶対に覚えておいていただきたいことは、

男性と一対一あるいは一対多数という形でトラブルになった時点であなたの負けという現実です。

非情に聞こえるかもしれませんが、これは揺るぎない事実です。

普段の言動や態度に注意し、危険な思想や価値観を持った男性を敵に回さないよう気をつけましょう。

もしも何の躊躇もなく女性を殴るような男を敵に回してしまった場合、命はありません。


女性が護身術を学ぶうえで注意すべき3つのポイント

ここでは主に3つの項目に分けて、女性が護身術を学ぶ際の注意点についてお話します。

ジムや指導者、セミナーを探すうえでの参考にしてください。

 

なるべく女性の指導者を探す(女性向けコースを受講する)

最初に断っておきますが、私には女性向けの護身術を語る資格などありません。

それは言うまでもなく、私が女性ではないからです。

私は男性として生まれ、男性として生きてきました。ですから女性の身体感覚や価値観は理解できません。

今日まで殴り合いの喧嘩をしたこともなく、格闘技を習ったこともない女性に何をお伝えすべきなのか、

正直よくわかりません。これが、当ブログで所謂”女性向け”とした技術体系を扱わない理由の一つです。

本気で身を守りたいなら、女性ならではの視点を持ち、しっかり女性としてのライフスタイルを確立している、

女性指導者から学ぶべきです。

男性はフィジカルという点で既に女性を凌駕しています。

男性インストラクターが当たり前のようにやってみせることも、女性には全く再現できない可能性すらあるのです。

セクハラ被害を回避する意味でも、女性インストラクターの下で、女性会員限定のセミナーに参加することを強くお勧めします。

 

実技(技術)よりも座学(知識)のほうを優先する

上に述べた通り、女性はフィジカルという面で残酷なまでに不利です。

学生時代に激しいスポーツの経験があるなど、よほど体力に自信がない限り男性には劣ります。

そんな女性がどれだけ高度なテクニックを身に着けても、圧倒的なフィジカルの前には無力と言わざるを得ません。

相手を投げるつもりが逆に投げ返されたり、掴んだまま振り回されるという最悪のケースは十分考えられます。

このような事態を回避するためにも、

女性は防犯意識を高めるための知識を率先して獲得すべきです。

例えばホテルの一室のような閉鎖空間から安全に抜け出すための方法であるとか、

ストーカーをうまくやり過ごすための歩き方とか、

直接相手と向き合わない範囲での対策を知るのが望ましいでしょう。

下品な話になりますが、女性には男性が持っていない魅力や武器が沢山あります。

そういうものを活用して相手とトラブルになることを未然に防ぐ術を学ぶほうが、

より安全で確実に違いありません。

 

本気で”強くなる”のが目的なら格闘技を学ぶ

ここまで「男性との直接対決は回避すべき」という話をしてきましたが、

それでも男性とのファイトを望むなら(物騒な物言いですが)、

まずは何らかの格闘技を学ばなくてはいけません。

何度も申し上げている通り、女性は男性に対して体力的に極めて不利です。

まともに向き合ってもほとんど勝ち目はありません。

如何なる場面でも逃げることを優先すべきです。

ですが、もしもあなたが完璧なフォームのパンチ、キックあるいは投げ技というオプションを持っているなら話は別です。

はっきり言って、生半可な攻撃は男性には通用しません。むしろ逆効果です。

その一方で、一撃必殺の破壊力がある技を一つでも持っていたならば、

相手が女性だと思って舐め切っている男性に対しては強力な切り札になります。

リアルファイトの鉄則は”急所への不意打ち”です。

油断している相手に完璧なタイミングの蹴りやパンチを食らわせることができれば、形勢は一発で逆転します。

フィジカル強化もセットで考えるなら、まずは何らかの格闘技を学び、

攻撃手段とブロックの方法、そして正しく効果的な急所攻撃を知ることがベストです。

私のオススメはフィットネス感覚で始められるボクシングと、

コースやオプションメニューが豊富なクラヴ・マガです。


信頼できる強い味方(パートナー)を見つけるのが一番

セクハラになってしまうかもしれませんが、現在独り身という女性は、

ぜひ信頼できるパートナーの男性を見つけてください。それが一番早くて確実です。

何度もしつこく申し上げている通り、女性が自分一人で身を守るのは非常に困難です。

近くに信頼出来て体力のある男性がいれば、不安や恐怖は少しでも軽減すると考えられます。

「私は一人で生きていく」という考え方もなかなかタフで素敵ですが、

やはり人は一人では生きていけません。

困ったときに助けを求められる相手を見つけておくことは、

護身の観点のみならず、あなたの人生そのものにおいても大変価値のあることです。

出会いの場がない方は探してください。出会いのきっかけがあったら迷わず飛びつきましょう。

あなたが素敵なパートナーと出会い、より良い人生を歩めることを祈っています。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。