【一人で出来る】1日5分で覚える基本の打撃セットアップ【宅トレ】

いつも心に1発のホローポイント弾を。どうもサイコ田中です。

まだまだ油断は出来ませんが、いよいよ日本でも外出自粛の段階的な解除が見えてきました。

今まで通りの生活に戻れる方もそうでない方も、とにかく現代人は時間に追われがちです。

今回はそうした忙しい社会人・学生の方のために、

1回5分で覚えられる簡単な打撃コンビネーションとそのセットアップを紹介します。


なぜ現代護身術では打撃が重視されるのか

クラヴ・マガを始めとした現代護身術(軍隊格闘技)では、

特にパンチなどの打撃技が重要視される傾向にあります。

理由はいくつか挙げられますが、はっきりしているのは、

・比較的簡単であること

・即効性(即応性)が高いこと

・誰でも一定の効果が期待できること

などが考えられます。

まず打撃技は投げ技や組技・関節技などに比べて習得するのが容易であり、

フィジカルへの依存もそれほど強くはありません。

攻撃を当てさえすれば一定の効果が期待できるため即効性に富んでおり、

「ちゃんと手順通りにやったのに、実際やってみると上手くいかない」ということが起こりにくいのが最大の特長と言えます。

また投げ技・組技にはシチュエーションによってそのリスクが大きく変化するという致命的な欠点があります。

日本では今月(2020年5月)10日、コンビニ店員がレジでトラブルを起こした客をその場で投げ飛ばし、

頭部を負傷させるという事件を起こしています。

この事件で投げ飛ばされた男性は意識不明の重体となり、コンビニ店員は傷害容疑で逮捕されていますが、

このような状況は誰にでも起こりうる可能性があり、他人事と考えるべきではありません。

(被害者になることはもちろん、加害者になる可能性も無視できません)

現場がどのような状況だったかは現在の報道内容から把握することが困難なため憶測で語ることしかできませんが、

トラブルを起こした男性客を投げ飛ばしたコンビニ店員は、ただ自分や他のスタッフ・買い物客を守ろうとしただけで、

男性客に対して敵意や悪意は持っていなかった可能性もあるのです。

しかし結果的に投げ飛ばされた相手は頭を強く打ち意識不明となっており、

その目的が自己防衛(護身)だとしても、過剰防衛に問われることに疑いの余地はありません。

(既にコンビニ店員は傷害容疑で逮捕されています)

このように、投げ技・組技などの技術体系は仮に護身を目的としていても安易に用いるべきでなく、

その場で相手を制圧・鎮圧できないまでも、速やかに動きを止め戦意を喪失させることのできる打撃技を優先的に活用すべきであることは明白です。


1回5分で覚える基本の打撃セットアップ

ここからは1回5分という短い時間で覚えられ、なおかつ効果的な基本の打撃テクニックを、

そのコンビネーションとセットアップの方法と併せてお伝えします。

計5つのステップで構成されており、各ステップ1分、合計5分間で完了するショート・ドリルとなっていますが、

体力や持ち時間に合わせて10分、20分と延長していただいても構いません。

身を守ることに興味をお持ちの方はもちろん、

実際に自己防衛の目的で使える技術をエクササイズ感覚で覚えたいという女性の方にも参考にしていただければ幸いです。

 

1.ハンドポジションと立ち方

まず初めに、しっかり立って構えることから覚えましょう。

両脚を肩幅に開いたら、利き腕側の足を半歩から一歩後ろに下げ、

上半身が正面よりもやや斜め(45度が理想)を向くように立ちます。

手のひらを外側に向けた両手で口の辺りを隠すようにし、両脇は隙間が出来ないようしっかり締めます。

手と足を所定の位置に揃えたら、顎を引いて肩を小さくすくめるようにします。

これで基本の構えは完成です。

(普通に立った状態から基本姿勢に移る動作を、スムーズに行えるまで何度も繰り返しましょう)

 

2.ジャブ

基本姿勢を取った時、前に出ているほうの腕(利き腕と反対の腕)で打つパンチがジャブになります。

しっかりと顎を引き、肩で顎の周りが隠れるようにしながら、

ゆっくり拳を前に突き出していきます。

この時、パンチを打つ腕の肘が大きく外に広がったり、

大きく回旋してしまわないよう注意しましょう。

基本の手の位置から、目線の高さに真っ直ぐ腕を伸ばすことを意識し、

そのまま同じ軌道で腕を戻せば、基本のジャブは完成です。

(握り拳だけでなく、掌底と呼ばれる親指の付け根付近にある膨らんだ部位を押し付けるように打っても効果的です)

1分間はひたすら基本姿勢からジャブを打つ動作だけを繰り返してください。

 

3.ストレート

ジャブとは逆、利き腕で打つパンチがストレート(クロス)です。

ジャブ同様しっかりと顎を引いたまま、パンチを打つ腕の肩で顎が隠れるようにし、

しっかりと腰を回して打ち込むのがポイントです。

腕だけを力任せに振り回したり、肩に余計な力が入るとスピードが落ち、パワーも半減してしまいます。

なるべくリラックスすることを心がけて肩の力を抜き、パンチを打った腕を素早く引くことを意識して取り組んでください。

1分間基本姿勢からストレートを打つ動きを繰り返したら、次のステップに移りましょう。

 

4.肘打ち(エルボー)

は、鍛えずとも硬く鋭利な人体の凶器の一つです。

基本の構えから、前に出ているほうの肘を小さく前に突き出すのと同時に、

一歩前に踏み込みます。(この踏み込みが重要なポイントです)

肘は下から上にすり上げるようにしても構いませんが、相手にしっかり効かせたければ、

肘の先(尖った部分)をなるべく真っ直ぐ押し込むようなイメージで打ち込むのが理想的です。

(肘を上から下へ振り下ろす打ち方もありますが、隙が大きい上に与えるダメージも必要以上に大きくなるため推奨しません)

前の手での肘打ちを1分間繰り返したら、次のステップへ移ります。

難しければ、写真のように片手で髪をかき上げる動作をイメージするといいでしょう。

 

5.膝蹴り

いきなり蹴りが出てきて困惑される方もいらっしゃるかもしれませんが、

特に難しいことはありません。膝を曲げ、脚を斜め上に跳ね上げるだけです。

ムエタイやキックボクシングでただ曲げた膝を斜めに持ち上げるだけの膝蹴りを打つと注意されますが、

(相手の腹部にしっかり当てるため、持ち上げた膝を前方に押し出すようにするが正しい膝蹴りです)

ここでの膝蹴りの目的は相手の股間(金的)を捉えることになるため、ただ脚を上げるだけで十分です。

基本姿勢から小さく前方にステップし、後ろに引いた足で軽く床を蹴って勢いをつけ、

折りたたんだ膝を下から斜め上に突き上げるようにします。

イメージしにくければ、腰の高さに手を出し、その手に膝の先をぶつけるようにするとわかりやすいかもしれません。

膝蹴りの動作を1分間繰り返して、最後のステップであるコンビネーションへ移行します。

写真のように上体を多少反らして蹴る方向と逆に捻ることで、バランスがとりやすくなります。

 

セットアップとコンビネーション

最後の1分間は、ここまでの動作を全て組み合わせてコンビネーションを構成します。

ジャブとストレートを組み合わせたワン・ツー

肘打ちと膝蹴りを組み合わせたエルボー・ニーをそれぞれコンビネーションA,Bとし、

各コンビネーションを交互に繰り返すだけというシンプルな内容になっています。

大切なことは、必ずコンビネーションの前後で最初の基本姿勢に戻ることと、

各動作をゆっくりと行うことです。

基本姿勢が崩れると技のバランスも崩れ防御力も低下してしまうため、

しっかり基本の構えに戻ってから次の動きに移行する癖をつけるようにしましょう。

また慣れないうちに速く動いたり、全力で打ち込もうとするとフォームの崩れを引き起こします。

動作の一つひとつを確かめながらなるべくゆっくりと動き、雑になってしまわないよう注意してください。

2種類のコンビネーションを1分間交互に繰り返して終了です。お疲れさまでした。


生存率を上げるカギは「動き続けること」

極限状態で生き残るために大切なことは、

とにかく動き続けることです。

空手やテコンドーのパフォーマンスのようにキック1発で相手をノックアウトできれば楽に違いありませんが、

基本的に一発の攻撃で倒せる相手はいないと思ったほうがいいでしょう。

(そもそも一撃必殺のパンチやキックを持っているような人物に護身術は必要ありません。拳一つで億万長者になれます)

パンチを一つひとつ、キックの1回1回を丁寧に練習することはもちろん大切なことですが、

リアルファイトではとにかく手を止めないことが重要になります。

よってパンチ1発を当てて終わるのではなく、その次に何をするか、

蹴りが当たったらその次は何に繋げるかという連続攻撃の意識を持つことが何よりも大切です。

あなたが手を止めてもいいのは、相手に脅威(恐怖)を感じなくなった時だけであり、

それ以外の瞬間は常に攻撃しているときも、攻撃を防いでいる場面でも、

何かしら動き続けていることが生存率を高めるカギとなります。

ただし、日本の法律では過剰防衛にあたる「倒れた相手への攻撃」は行わないよう注意が必要です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日から始める護身術30【年齢別・体型別トレーニング方法】

いつも心に1万ボルトの動物用スタンガンを。どうもサイコ田中です。

護身術を学ぶ上で生じる疑問の一つとして、

「現在の自分の年齢・体型ではどのようなトレーニングが最適か?」というものが挙げられると思います。

今回はそうした疑問にお答えすべく、シリーズ「今日から始める護身術」の記念すべき(?)第30回として、

体型別・年齢別に取り組むべきトレーニング内容についてお伝えしたいと思います。


決して「遅すぎる」ということは無い

仕事に勉強、スポーツなど趣味に至るまで、

「若いうちにやっておけば……」とか「もっと早く始めていれば……」ということは少なくありませんが、

護身術に関しては、始めるのに遅すぎるということは決してありません。

確かに基礎体力やスタミナ、瞬発力などは年齢と共に衰える傾向にあるため、

若い人との間にフィジカル面での差は必ず生じてきますが、

技術的な――すなわちテクニック面での発展・向上に年の差は関係ありません。

昨今自己防衛を扱う業界において主流になりつつ現代護身術(クラヴ・マガなど)は、

フィジカルの強さや体力的アドバンテージに依存しない技術体系により構成されており、

しっかりポイントを抑えることで性別・年齢を問わず自己防衛能力の向上が期待できます。

また基本的な筋トレなどフィジカル・トレーニングについても、

始めるのに遅すぎるとか、「年齢的に手遅れ」などということはありません。

怪我に注意しながら年齢と共に衰える部位を中心にしっかり鍛え上げれば、

爆発力や瞬発力の低下といった弱点はある程度補うことが可能です。

(事実、40代・50代で驚くほどキレた動きをする指導者の方は少なくありません)

年齢や体型などを理由に始める前から諦めてしまうのではなく、

まずは「自分にも出来そうなこと」から、一緒に始めていきませんか。


年齢別・体型別トレーニング方法と注意点

ここからは、年齢別・体型別に最適なトレーニングの方法について、

その注意点も併せてお伝えしていこうと思います。

身を守ることはもちろん、身体を鍛えることや格闘技などに興味をお持ちの方で、

一体何から始めればいいかがよくわからないという方は、ぜひ参考になさってください。

 

【年齢別】取り組むべきトレーニング・格闘技

ここでは年齢別に取り組むべきトレーニングまたは学んでおくべき格闘技についてお伝えします。

年齢のみならず性別ごとにも抑えるべきポイントをまとめてありますので、女性の方も参考になさってください。

 

小学校低学年~10代前半

身体が全くと言っていいほど出来上がっていない、良くも悪くも発展途上の時期です。

この時期に取り組むべきなのは、

・心肺機能強化(水泳・マラソンなど)

・瞬発力強化(陸上・球技全般)

・柔軟性向上(体操・ダンスなど)

などに基礎体力向上にフォーカスしたトレーニングであり、

最優先されるべきは、とにかく「怪我をしないこと」に他なりません。

怪我のリスクはもちろん、精神的にも未発達な時期に相当するため暴力などに悪用されることを回避する意味でも、

格闘技を学ぶには適したタイミングとは考えられません。

(礼儀や精神面での強さを身に着けるためにこの時期から学ぶのもありかもしれませんが、管理人はオススメしません)

 

10代後半~20代前半

成長期が過ぎ、基本的な骨格などがある程度完成に近づく時期です。

この時期に優先して取り組むべきなのは、

・比較的軽い重量でのウェイトトレーニング

・ラダートレーニング

・ケトルベルを用いたトレーニング

など主に全身連動性や神経系を強化するトレーニングであり、

「脳と肉体をリンクさせること」がターゲットになると言えます。

またこの時期は良くも悪くも肉体的にある程度無理が効く(無茶が出来る)うえに、

心身共に充実し時間もエネルギーも持て余していると考えられるため、

性別を問わず格闘技を始めるには最適のタイミングと言えます。

もちろん「怪我をしないこと」は大切ですが、この時期にどれだけハードな練習に取り組めるかで、

スピード・パワー・スタミナなどに決定的な差が生じます。

打撃スパーリングなど激しい対人練習を積極的にこなし、自信をつけることを最優先にすることが望ましいと考えられます。

この年代で始めるべきオススメの格闘技として、

・フルコンタクト空手

・キックボクシング(ムエタイ)

・総合格闘技

などが挙げられます。

 

20代後半~30代

まだまだ心身共に充実した時期ですが、徐々に身体能力の衰えが始まります。

この時期にトレーニングを始めるとするならば、

・高重量を扱うウェイトトレーニング

・坂道ダッシュ

・ボックスジャンプ

など瞬発力・爆発力に加えスタミナを補強するメニューが最適と考えられます。

大きな怪我のリスクも無視できない年齢に差し掛かるため、ハードな格闘技を始めるにはそれなりの準備と覚悟が必要になり、

身を守ることが目的であれば、最初からクラヴ・マガなど現代護身術を学ぶのが無難かもしれません。

この時期に始める格闘技としては、

・ボクシング

・ブラジリアン柔術

など自分のペースでゆっくりと取り組めるものが好ましく、

特に女性の場合はボクササイズなどフィットネス感覚で始められるものが最も手軽で確実と考えられます。

 

40代~50代

どれだけストイックに鍛えても衰えを隠せない年齢であり、

トレーニングはとにかく「怪我をしないこと」を最優先に行うことが求められます。

・アイソメトリックトレーニング

・自重によるトレーニング(腕立て伏せなど)

・ジョギングなど

身体を支える基礎筋力が衰え姿勢が悪化することを防ぐ意味でも、

プランクなど体幹を刺激するアイソメトリックホールド種目は非常に効果的であり、

怪我を防ぐためにも高重量のウェイトを扱うのではなく、自重を使った古典的なトレーニングが安全と考えられます。

また男性でも皮下脂肪および内臓脂肪の蓄えられやすい時期に差し掛かるため、健康維持のためにも適度な有酸素運動が好ましく、

軽いジョギングや縄跳び、シャドーボクシングなどを積極的に取り入れることも有効です。

格闘技を始めるには安全面において困難な面があることは否めませんが、

・合気道

・システマ

・太極拳

など動きのゆっくりとした、パワーやスピードに依存しない技術体系を学ぶのが理想的と思われます。

また身を守るための技術を身に着ける場合には、衰えたフィジカル面をカバーすべく、

・武器またはツールを使った技術

・トラブルになった場面でのコミュニケーション方法

などを重点的に学ぶことを強くお勧めします。

 

60代以上

定年に差し掛かる60代以上の方は、「身体を鍛える」という意識よりも、

「健康を維持する」「身体を弱らせないようにする」という考え方が無難であり、

・朝晩のウォーキング

・就寝前または起床後のストレッチ

・ラジオ体操

などに取り組むことのが理想的であり、最も安全なコンディショニングの方法とも言えます。

骨や靭帯・関節の耐久力は限界に近付いているため高重量を扱うトレーニングなどはご法度であり、

若い頃のようなハードワークはもし出来たとしてもあまりメリットは無いと考えたほうがいいでしょう。

護身術として細かい技術体系を身に着けることも決して無駄にはなりませんが、

・最新のニュースにしっかり目を通す

・戸締りを確認する

・貴重品の扱いに気を付ける

・特殊詐欺の被害などを他人事だと思わない

といった、基本的な危機管理能力向上に努めることがより重要になると思われます。

 

【体型別】やるべき事・気を付けたいこと

ここからは体型別にやるべき事・注意すべき点についてお話しします。

自分がどの体型に相当するかわからないという方は、

BMI(体重kg÷身長m^2)を一つの目安としてください。

(BMI18.5未満で低体重、25.0までが標準、25以上は肥満傾向というのが一般的な指標です)

 

痩せ気味(低体重)

言うまでもありませんが、体重を増やさなくてはなりません。

ただ脂肪を蓄えて身体を重くするのではなく、筋肉をつけて増量することが好ましく、

・1回のトレーニングを1時間以内に終える

・トレーニング後に必ずプロテインを摂取する

・摂取カロリーを増やす

という3つのルールを守る必要があります。

体重の増えにくい(筋肉のつきにくい)いわゆるハードゲイナーと呼ばれる体質の人は、

筋肉の合成・回復に一般的な体型・体質の人よりも多くの時間を要すると考えられ、

トレーニング時間が長引くことはそれだけでオーバーワークのリスクに直結します。

痩せ型の人、体重の増えにくい方はワークアウトの1回1種目の質を上げ、

可能な限り短い時間で切り上げる意識が大切です。

またトレーニング後はしっかりとプロテイン等でタンパク質・炭水化物を補い、

摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回るような食事を心がける必要があります。

あまりに身体の線が細すぎる(体が出来ていない)状態でのハードワークは、

靭帯・関節を傷めるなどリスクのほうが多くお勧めできません。

まずは腕立て伏せなど自重を使ったトレーニングから行い、

そこから徐々にダンベルなど器具を使ったメニューを取り入れると効率的かつ安全に鍛えることが可能です。

体重がある程度増えてきたら、格闘技の練習等に参加してもいいでしょう。

 

標準体型(平均体重)

標準体重(平均体重)のラインに位置しているということは、

適性体重を維持できていると言い換えることも出来ます。

特に体重を増やしたり減らしたりする努力や工夫は必要ありませんが、

「特にここが頼りない」とか「この辺りを強くしたい」という部位があれば、

その周囲を重点的に追い込むといった身体づくりは無駄にはなりません。

バルクアップ自体に問題はありませんが、脂肪を蓄えて体重が増えすぎたり、

逆に痩せすぎてしまわないようトレーニング内容と食事には十分注意しましょう。

特に体重と体脂肪率の変動には気を使い、常に適性体重(自分が最も動きやすい・快適に感じる体重)周辺を維持する意識が大切です。

特別な疾患等が無い限り、格闘技や護身術の練習に参加しても問題はないと考えられます。

 

肥満傾向(太り気味)

わかりきったことですが、肥満の傾向にある方については、

運動や健康維持に差し障りの無いラインまで、身体を絞る必要があります。

とは言えいきなりウェイトトレーニングや自重を使ったトレーニングを行うのは、

腰や膝などの靭帯・関節に高い負荷がかかるため安全とは言えません。

軽いウォーキングやジョギングといった有酸素運動から始め、

・食事制限(摂取カロリーを低く)

・ベンチプレスなど上半身のトレーニング

・サンドバッグまたはミット打ち

などの取り組みが特に効果的と考えられます。

言うまでもなく、摂取カロリーよりも消費カロリーが上回らなければ体重は落とせません。

炭水化物(糖質)の量を減らす、一食をプロテインのみに置き換えるなどの工夫により、

一日当たりの摂取カロリーが代謝を下回ることが大前提となります。

膝・腰への負担を考慮して下半身を鍛えるのは体重がある程度落ちてからになると考えられますが、

上半身を鍛える分には特に制限はありません。

近くに通えるジムがあればベンチプレスなどを、

自宅にダンベルがある場合は座位でのオーバーヘッドプレス(ダンベルショルダープレス)などを行うことが好ましく、

もしも可能であれば腕立て伏せなどを行ってもいいでしょう。

(潰れてしまわないよう注意が必要です)

またミット打ち・サンドバッグ打ちは全身運動も兼ねた筋トレのような側面があり、

身体を絞るのにはうってつけと言えます。

近くに格闘技系のジムやサンドバッグを吊るしたトレーニングスペースがあれば、

積極的に叩いてみることを強くお勧めします。

(身を守ることに直結する打撃テクニックが身につくため一石二鳥です)

ある程度身体が絞れて来たら、格闘技ジムなどで本格的に練習を開始してもいいでしょう。


一人で強くなるために必要なことは?

私自身も人見知りが激しく、体育会系的なノリが苦手なためジムに通うのが億劫なタイプですが、

完全に一人で強くなるというのは、少し難しい気もします。

護身術・格闘技に関わらず、大多数のスポーツは相手がいて成立するものです。

(一部の陸上競技などは文字通り「自分との闘い」ですが)

水泳を水の無い陸の上で学ぶのが困難なように、

相手のいない状態で行う練習にはやはり限界があり、応用力や実戦での対応力を身に着けるには無理があると言わざるを得ません。

もしもあなたが本気で身を守る技術を身に着けたいと考え、

その一方でなるべくジムに通いたくない、一人で強くなりたいというスタンスをお持ちの場合は、

徹底的にリアリティを追求したトレーニング・メニューを、完全に単独で組む必要があります。

・攻撃者の存在をリアルに思い描いたシャドーボクシング

・ゴムチューブを使った「つかみ合い」のトレーニング

・走って逃げることを想定したインターバル走

など、挙げだすと切りがありませんが、一人で出来ることの「全て」を網羅するという意識が求められることは言うまでもありません。

単なるフィジカルトレーニングのみならず、暗闇を走るなど自分自身にストレスをかける工夫も欠かすことは出来ません。

正直、「なんかめんどくさそう……」と思う方が大半だと思われます。

もし少しでも一人での訓練が煩わしいもの、面倒なものに感じてしまった場合は、

黙ってお近くのジムに通われることを強くお勧めします。

それでも「俺は一人で強くなる」というストイックな方は、

私と一緒に自宅でこそこそ鍛え続け、完全無欠のセルフディフェンス・サイコを目指しましょう。

(サイコパスになりましょう、という意味合いではありません)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【防犯】身体の小さい人が身を守るためのルール【護身】

いつも心に1丁の信号拳銃を。どうもサイコ田中です。

護身術における最大のテーマの一つは何といっても、

「如何にして自分よりも身体の大きい相手と向き合うか」というものになるかと思われます。

格闘技や護身術を始めた動機として、自分より大きな相手を倒したかったと語る方は少なくありませんが、

本気で自分よりも大きな相手と対峙する際には、それなりの覚悟が必要です。


自分より大きな相手に勝ち目はない?

先に結論だけを申し上げると、誠に残念な話ですが、

基本的に自分よりも身体の大きな相手を倒すというのは、不可能と考えるべきです。

ほぼ全ての競技格闘技が体重別に細かく階級(クラス)を設定しているように、

素手のファイト(徒手格闘)においてフィジカルの差は致命的なファクタであり、

覆しようのない決定的な差とも言えます。

身長にして5センチ、体重にして10キロ以上の差は文字通り大人と子供ほどのギャップを生み、

リーチ、パワー、単純な打たれ強さなど、身体の小さな方には不利な要素ばかりが揃うことになり、

真っ向勝負を挑んでもまず間違いなく勝機はありません。

(勝機が無いどころか、その場で殺されたとしても全く不思議ではないと考えるべきです)

また一部の伝統武道などでは「小よく大を制す」などという格言もあり、

身体の小さな人間が自分よりも大きな相手を圧倒する技術体系の存在を示唆していますが、

そのほとんどは実戦において全く機能しないと考えるのが無難です。

このような武道精神を現した言葉のほとんどは「健全な精神は健全な肉体に宿る」などと同様に、

「そうあってほしい」という理想を表したものであり、その可能性を明確に示したものとは言えません。

(正しくは「宿る」ではなく「宿れかし」であり、「宿ってほしい」という強い願望を意味しています)

確かに、身体の小さなファイターが巨人のような大男を圧倒する光景には胸が高鳴りますが、

十分に訓練されたプロの格闘家でさえ、体格差の大きい相手とのファイトは文字通り命に関わるため、

そうそう簡単にはオファーを受けません。

まして何のトレーニングもしていない一般人が自分よりも遥かに大きな相手を敵に回してしまった場合などは、

命がいくつあっても足りないと考えるのが妥当でしょう。


身体の小さな人が覚えておくべき3つのルール

ここからは身体の小さな人(平均的な体格よりも小柄な方)が身を守る上で覚えておくべきルールを、

実際に想定されるシチュエーションの例と共に3つお伝えしたいと思います。

細かいテクニックなど全くわからなくても、知っておくだけでいざという時の生存率を高められるヒントになっています。

身を守ることに興味をお持ちの方で、特に小さな体にコンプレックスを感じてらっしゃる方は、

一度参考になさってください。男性はもちろん女性の方も、知っておいて損はないはずです。

 

 

攻撃を無理に防ごうとしない

よくある護身術のメソッドで、「まずはしっかり攻撃を受け止める(ブロックする)」というものが見られますが、

身体の小さな方にとってはあまり現実的とは言えません。

体格差の大きい場面では、

・ガードごと吹き飛ばされる

・ガードの上からダメージを受けてしまう

・ガードしても防ぎきれない

ということが想定され、ただ相手の攻撃を受け止めるだけでは致命傷を回避できない恐れがあり危険です。

また極端なフィジカルの差が生じている場面では、

相手に腕など体の一部や服を掴まれた状況から力任せに投げられたり、

壁に押し付けられ身動きが取れなくなることなどが想定されます。

身体の小さな方はなるべく攻撃者と真っ向から対峙することを避け、

小刻みなフットワークや上体の動きを組み合わせ、簡単に的を絞らせない工夫が肝要です。

通常は安全とされている2mから3mの距離も、体格差のある場面では絶対とは言い切れません。

全力ダッシュで追いつかれない距離を保てる範囲ならその場から逃げることを最優先にし、

プライドも羞恥心も捨てて周囲に助けを求めることが、生存率を上げるカギになります。

 

相手の自滅を待つ(時間を稼ぐ)

上に述べた通り、体格差のある状況ではフットワークを使った逃げ切りが重要となりますが、

その本来の目的は、相手の自滅を待つことにあると考えるべきです。

繰り返しになりますが、大きな体格差を覆すというのは至難の業です。

あなたの攻撃はほぼ通用しないため積極的に反撃を試みるべきではなく、

攻撃が失敗してしまった時のリスクのほうが遥かに大きいことに疑いの余地はありません。

(腕や脚を掴まれる、強烈なカウンターを合わせられる……etc)

体格差の大きいファイトであなたが最優先にすべきなのは、

・相手の正面に立たない

・真っ直ぐ後ろに下がらない

・背を向けて逃げようとしない

という3点であり、これらを同時に実現できるテクニックは、左右の小さなステップに相違ありません。

人の頭というのは想像以上に小さなターゲットです。完全に制止した状態でも無ければクリーンヒットさせるのは困難であり、

ほんの少しでも動くと完全に外れるか、当たったように見えても全く効かないということが起こります。

頭や上半身だけを動かすだけでも十分ですが、捕まることを回避するためにも足を動かすのが一番であり、

左右に不規則な動作を繰り返すのが最も効果的と考えられます。

ただ逃げ回るだけではその場しのぎにしかならないため、なるべくダメージを受けずに時間を稼ぎ、

相手がバランスを崩して転倒したり、勢い余ってあらぬ方向に駆け出すなどしたタイミングを見逃さず、

全力ダッシュでそこから逃げるのが最終目標には違いありません。

(相手に背を向けていいのは、あなたが目の前の攻撃者に「脅威を感じなくなった」ときだけです)

 

脚(蹴り)は相手に届く

体格差のあるファイトではほぼ勝ち目が無いため、徹底的に交戦を回避することが目的になりますが、

逃げ場がないなど、やらなければやられる状況があることも事実です。

身体の小さな人の攻撃手段は著しく限定されてきます。

まず間違いなくパンチは届きません。

試しに自分よりも背が高い人に、限界まで腕を伸ばした状態で体に触れてもらいましょう。

そこからあなたが相手と同じように目いっぱい手を伸ばしても、決して相手に触れることはできません。

これがいわゆるリーチの差であり、基礎筋量などと同様に決して埋まることの無い差です。

また腕力にも決定的な差があるためテイクダウンを奪うのも至難の業であり、組み合った状態の攻防にも突破口はありません。

完全なお手上げ状態にも思えますが、身体の小さなあなたにも、相手に届かせることのできる武器があります。

それはです。

脚は、限界まで伸ばせばよほど致命的なリーチの差が無い限り必ず届き、

素早く蹴り足を戻せば掴まれたりする心配もほぼありません。

頼りない印象のキックですが、腕などよりよほど強いことには違いなく、

(逆立ちで3km歩けと言われてもできませんが、脚を使って歩けばどうにかなりそうですよね)

金的(股間)等の急所を狙って正確に蹴り込むことが出来れば、相手を倒せないまでも動きを鈍くすることは可能です。

膝の下辺りをちょんちょんと触るように蹴るだけでもプレッシャーになり、

前に出ようとする相手の下腹部から前腿へのキックは強い抑止力として機能します。

蹴りを放つ際の注意点は、絶対に自分の腰以上の高さにまで足を上げないことです。

普段から蹴りの練習をしているファイターや格闘技経験者でもない限り、

腰より上の高さへの蹴りはバランスを崩すリスクが高く、転倒の危険を無視できません。

また足を高く上げる蹴りは股関節が柔軟でなければ威力が激減し、

素早く蹴り足を引くことも困難となるため、足を掴んでそのまま倒されるという最悪のケースも考えられます。

やむを得ず蹴りを使った攻撃を行う際は、主に相手の下半身を狙ったコンパクトな打撃を心がけ、

出来れば何らかのキックを当てると同時にダッシュで走り去るところまでをイメージしましょう。

(サッカーボールを蹴るように助走をつけて相手の膝か脛を蹴り、勢いのままに走り去るサッカーキックがオススメです)


「もうダメだ……」と思ったときは

やはり体格差のあるファイトの現実は厳しく、上に述べたルールを守っても、

無傷でその場を立ち去れる確率はかなり低くなると思ったほうがいいでしょう。

リアルファイトのような極限状態では身体がすくみ、思考は完全に停止して思うような動きが出来なくなります。

これは訓練を受けている人間でも変わりません。

極度のストレスに晒された状況下で、もし身体がイメージ通りに動かなくなっても、

とにかく頭を守ることだけは覚えておきましょう。

頭には脳はもちろん目・鼻・耳など急所に相当する部位が多数集中しており、

どこかに強打を受けてしまうとそれだけで命に関わるダメージになる恐れがあり大変危険です。

追い詰められ、抵抗手段もなく「もうダメだ……」と思ったときでも、

持っているカバンを盾にしたり、両腕で頭を抱え込むようにして、とにかく頭だけは保護することを心がけてください。

圧倒的体格差のある場面でも、とにかく頭を守り切るだけで生存率は大幅に上昇します。

(胸や腹部にも危険な部位は存在しますが、殴打のみで致命傷になる箇所は限定的です)

体格差の大きい場面では、「相手を倒して立ち去る」ことでなく、

「致命傷を避けて少しでも生存率を上げる」ことを目標に対応する心構えが大切です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【器具なし】ナメられないための身体づくり【宅トレ】

いつも心に1曲のユーロビートを。どうもサイコ田中です。

人通りが絶えた異様なGWが終わりを迎えましたが、緊急事態宣言延長により、

まだまだ外出自粛が求められる状況に変化はありません。

そんな「引きこもり」生活が続く今だからこそ、

誰にも気付かれずにこっそり強くなるチャンスです。

今回は通勤・通学生活が再開するまでの2~3週間で、

「周りにナメられない身体」を作るためのトレーニングをご紹介いたします。


やっぱり「人は見た目が9割」

なんとなく周りに軽く見られている、ナメられていると感じるあなたは、

シンプルに容姿(特に体型)がだらしないのかもしれません。

・極端な猫背

・肥満気味の身体

・締まりのない顔

といった外見的特徴は、性別年齢を問わずお世辞にも好印象とは言えず、

特に同年代の異性に与えるイメージは好ましくないものになる可能性が高いと考えられます。

また身長が平均よりも低い方の場合は猫背など姿勢の問題に加え、

極端に痩せすぎていたり、頼りない所作(歩き方)などを見せてしまうと、それだけで下に見られる恐れもあります。

人の本質を容姿や外見的特徴だけで見極めるのはあまりに愚かで無責任な振る舞いには違いありませんが、

結局のところ「人は見た目が9割」です。

特に初対面の場合は見た目から得られる印象が全てと言い換えても良く、

出会った瞬間にある程度の上下関係は決まってしまうと思ったほうがいいでしょう。

見た目だけで特に理由もなく見下されたり、侮られたりするのは納得がいきませんよね。

そうやって見た目だけでナメられてしまわないように、まずは出来ることから始めていきましょう。


ナメられないための身体づくり・5つの種目

ここからは学校や職場で周りにナメられないための身体づくりについて、

絶対に効果があると断言できる5つの種目と共にお伝えします。

単なる「見せ筋」などと馬鹿にされることもなく、

何だか頼りない「細マッチョ」でもなく、

相手に動物的・本能的な警戒心を抱かせることのできる、本当の意味で「引き締まった身体」を目指した構成となっています。

短期集中で仕上げることを目指しているため多少ハードな内容も含まれますが、

ダンベルなど特別な器具・装具は一切必要ありません。

十分なウォームアップと準備運動を行い、周囲の安全等に配慮して怪我の無いように行ってください。

 

バーピー(Burpees)

バーピーは全身をフルに連動させて行う強度の高い有酸素運動であり、

軍隊などの基礎体力訓練においても積極的に採用されるより「実戦的」なメニューとなっています。

やり方は簡単で、肩幅程度に足を開いて立ち、

1.両手を床に突いて腕立て伏せをするような姿勢を取る

2.伸ばした両脚を一気に胸のほうに引き付ける

3.ジャンプして素早く1.に戻る

 

かなり負荷の高いメニューですが、肩や胸など上半身に加え、腹筋や下半身などあらゆる部位を同時に追い込むことが出来る

超高効率の全身運動となっており、短期間で引き締まった身体を手に入れるためには不可欠とも言える種目です。

10回から12回を1セットとして行い、1分程度のインターバルを挟んで、最低でも3セットは行ってください。

体力的に余裕のある方は床に腕を突く際に腕立て伏せの動作を追加し、

余裕のない方はジャンプの動作を省くなどして無理の無い範囲で取り組んでください。

 

ゲットアップ(Get-ups)

床に尻もちをついた状態から、素早く上体を起こして立ち上がります。

バーピー同様に全身をフルに使った運動でありながら、

・転倒時の受け身

・仰向けに倒れた状態からのエスケープ

など身を守るためのテクニックとも関連しています。

やり方としては、

1.両腕を後ろについて床に尻もちをつくように座る

2.脚と腕、お尻に力を入れて一気に上体を起こす

3.片方の腕を顔の前か頭の上に伸ばし、素早く後ろに下がりながら立ち上がる

 

本来のゲットアップは、手順2.の上体を起こす動作までを繰り返す運動ですが、

いざという時身を守ることを想定し、ここでは最後に立ち上がるところまでを1セットとしています。

立ち上がる際に顔面を蹴るなどされないため、しっかり片方の手を前に突き出し、

両脚で地面を蹴って素早く立ち上がるのがポイントです。

余裕があれば立ち上がりざまに片方の脚を伸ばして蹴りを入れる動作を加えてもいいでしょう。

バーピー同様に10回から12回を1セットし、最低でも3セットは行うようにしていきましょう。

余裕のある方は、写真のようにケトルベルかダンベルを持って行っていただいても構いません。

 

プッシュアップ・パンチ(Push-up Punches)

通常の腕立て伏せを繰り返すだけでは、特定の部位しか刺激できませんが、

別の動作を組み合わせるだけでその負荷は一気に高まります。

ここでは通常の腕立て伏せを行ったあとにパンチの動作を加えた、プッシュアップ・パンチを紹介します。

1.自分に合った手幅・足幅で腕立て伏せをする

2.床に胸を近づけ、起き上がると同時に片方の手でパンチを打つ

3.パンチを打つ手を左右交互に入れ替えながら繰り返す

 

基本的な部分は普通の腕立て伏せと変わりませんが、

最後にパンチを打つ動作が入っていることが大きな特徴です。

パンチの動作が加わることにより肩に刺激が入ることはもちろん、体幹部に加わる負荷も一気に高まります。

パンチを打つ腕はしっかりと前に伸ばし切ることを意識し、なるべくゆっくりと行うことで難易度が高く、

逆に全体の動作を素早く行うと難易度は下がります。

またパンチは目線より上に打つことを心がけることで、肩と背中により強い負荷をかけることが可能となっています。

しっかりとお尻・背中にも力を入れ、パンチを打つ際にフラフラしないよう心がけながら、

10回から12回を1セットとし、3セットを目安に行っていきましょう。

パンチが難しい場合は、写真のように片方の肩に触れるようにするだけでも効果があります。

 

スクワット・キック(Squat-kicks)

普通のスクワットを繰り返すだけでも下半身は追い込めますが、

変化をつけることでその運動効率はさらに上昇します。

ここではスクワットの動作に蹴りを組み合わせたスクワット・キックを紹介します。

1.自分に合った足幅でスクワットを行う

2.腰を落として立ち上がると同時に、片方の脚で前方に蹴りを放つ

3.蹴り足を左右交互に入れ替えて繰り返す

 

スクワットの動作の最後に前方へのキックを追加することで、

片足立ち状態での体幹安定性と下半身から力を伝える全身連動性が磨かれるメニューとなっています。

蹴り足はしっかりと前に伸ばし切り、最低でも腰より上の高さを蹴るように心がけることで、

股間の急所(金的)を狙った蹴りが身に付きます。

蹴り足を左右交互に入れ替えて行う場合は30秒から1分を1セット、

金的蹴りの動作にフォーカスして行う場合は蹴り足を片方に固定し、

右足で10回、左足で10回として合計20回を1セットとして行ってください。

膝や腰に痛みや違和感が無いかを確かめながら、3セットを目安に取り組んでいきましょう。

 

プランク・アップ(Plank-ups)

体幹強化の基本的なメニューとしてプランクが存在しますが、

実はプランクだけを長く続けても、身体がやがて負荷に慣れてしまうため効果的とは言えません。

プランクの動作に変化をつけ、肩や上腕まで追い込めるプランク・アップをご紹介します。

やり方は簡単で、

1.腕立て伏せをするときのように両手を床に突く

2.ゆっくりと地面に肘を突き、通常のプランクの姿勢へ移行する

3.ゆっくり上体を起こし、1.の体勢に戻る(以下繰り返し)

 

腕立伏せの体勢とプランクの姿勢を交互に繰り返すだけですが、

見た目以上に負荷は高いため注意が必要です。

左肘を先に着いた場合は右手から立ち上がり、

右肘から降りた場合は左手を着いて起き上がるようにするとリズムが安定します。

30秒から1分を1セットとし、3セットを目標に行ってください。

パートナーがいる場合は、写真のように途中でタッチするのも面白いでしょう。


食事と睡眠もしっかりと

高いモチベーションを保ち、一生懸命トレーニングに打ち込む姿勢も大切ですが、

しっかり栄養を摂り身体を休めることも忘れてはいけません。

特に学生など若い方の場合、体力的に余裕があるため無理をしてしまいがちですが、

靭帯や関節、細かい筋肉には必ずダメージが蓄積しています。

例え目立った筋肉痛や関節の違和感などが無くとも、

週に2回は一切トレーニングを行わない「完全休養日」を設定し、

タンパク質はもちろんビタミン・ミネラルが豊富な食事を心がけ、

しっかりと水分も摂るようにしていきましょう。

最初の1週間は身体の変化を感じにくいかもしれませんが、

上で紹介したメニューを週4日から5日間無理の無い範囲で継続していけば、

必ず体が絞れてきます。

多くの人が自宅待機が求められる今、「時間が無い」とか「体力的にキツイ」は言い訳でしかありません。

自粛明けに外へ出て「ちょっと雰囲気変わったね」と言われるか、

相変わらずナメられっぱなしなのかは、全てあなた次第です。

本気で変わりたいと思っている人は、まず10回のバーピーから始めていきましょう。

この記事をここまで読んでくださったあなたなら、必ずできるはずです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【コロナ】パンデミックに伴う犯罪リスクの変化と対応【危機管理】

いつも心に1本の医療用メスを。どうもサイコ田中です。

世界で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、外出を控えるなどといった感染予防措置が、

暴行や窃盗などの犯罪リスクにも変化をもたらしつつあります。

今回はそうしたパンデミックに伴う犯罪リスクの変動と適切な対応についてお伝えします。


全体的な犯罪率は低下傾向にあるが……

新型コロナウイルスの蔓延が世界に広がった今年(2020年)3月以降、

世界各国の犯罪率は確実に低下していると見られています。

日本国内についてのデータは得られていませんが、

少なくともアメリカ・ニューヨーク市では犯罪発生件数が、

3月の前半だけで前年比の2割減、殺人・窃盗・強盗などがいずれも1割以上減少し、

性的暴行については前年比の約半分以下にまで減少しています。

外出制限が続くことで更なる犯罪率の低下が期待されることに疑いの余地はありませんが、

その一方で増加傾向を見せている犯罪があることも事実です。

パンデミックに伴い増加する犯罪と、求められる対策にはどのようなことが考えられるでしょうか。


パンデミックで増加する犯罪とその対策について

パンデミックによって全体的な犯罪率が大幅に低下しつつある中、

パンデミック以前よりも増加している犯罪も確認されています。

ここでは考えられるリスクとその対策についてお伝えしたいと思います。

 

家庭内暴力(DV)

外出制限・外出自粛に伴い国内外を問わず増加が確認されているのが、

家庭内暴力(以下DV)です。

家から出られない状況が続くことは、配偶者など近親者との距離が今まで以上に縮まることを意味し、

親しい間柄にあるからこそ生じる軋轢や衝突は避けられません。

パンデミック以前より不仲であったり折り合いが悪かったりした場合、

何らかのトラブルが生じるリスクは一層高まり、警察沙汰になるのは時間の問題とも言えます。

(日本では夫婦喧嘩に端を発する殺人事件まで起こっています)

DVや家族間・夫婦間でのトラブルを回避するための対策として、

・ストレスを溜めない

・適切な距離感を保つ

・言動には今まで以上に気を遣う

などが考えられますが、どれも「もう十分やっている」「これまでもずっとやってきた」という方が大半と考えられ、

根本的な解決に結びつけるのは困難なように思われます。

もしも自分一人では心細いと感じたり、身を守るのが難しいと感じられる場合は、

各自治体のDV相談窓口か、警察に相談することを強くお勧めします。

 

DV対策については以下の記事でも詳しく解説しています。

↓ ↓ ↓

近親者による暴力(DV)と向き合う際の5つのポイント

 

近隣(騒音)トラブルに関連した事件

長期にわたり自宅待機を強いられただでさえストレスが高まった状態に置かれている中、

これまで我慢できたことが、不意に限界を超えてしまうことは十分に考えられます。

その典型的な例として、日本国内では4月以降、

近隣の騒音トラブルなどから殺人または殺人未遂に発展するケースが多数確認されています。

特に壁の薄い集合住宅の周辺などにおいて顕著な問題であり、

DV同様パンデミック以前より潜在的なリスクだったことに疑いの余地はなく、

早急に何らかの対策が求められることは言うまでもありませんが、解決には以下のような高いハードルがあります。

・どちらかが出ていくしかない(引っ越し)

・地方自治体や管理会社などによる騒音対策は期待できない

・マナーやモラルなど根本的な社会常識や人間性の問題

「さっさと出ていけばいい」と思う人もいるかもしれませんが、壁の薄い集合住宅に住んでいるような人々にとって、

引っ越しの費用はとても一朝一夕に用意できるようなものでなく、無理があると言わざるを得ません。

(かく言う私自身も、家賃3万4千円の安アパートにかれこれ4年暮らしています。もちろん壁はペラペラです)

また地方自治体や管理会社などが積極的に各戸の騒音対策に乗り出すとは考えにくく、

結局は住人一人ひとりの倫理観やマナーの意識に委ねられ、根本的な問題は解決を見ることがありません。

とは言えただ耐えるだけではいずれ空気を入れすぎたタイヤのように破裂してしまうのが目に見えているため、

誰にも迷惑をかけないストレス発散方法を探し、なるべく怒りなど負の感情をため込まない工夫が肝要と思われます。

管理会社や大家を通して苦情を入れたことで状況が悪化するというケースも珍しくはありません。

間違っても直接怒鳴り込んだり、恫喝するような真似をすることが無いよう注意し、

もしも強い身の危険を感じた際は速やかに110番通報できるよう心の準備もしておきましょう。

隣室にはどのような人物が暮らしているのかわかりません。もしも危険な思想を持った相手を敵に回してしまった場合、

文字通り命はありません。いわゆる「壁ドン」などは自殺行為だと思ったほうがいいでしょう。

 

お酒が絡んだ暴行や傷害など

上の2つの項目にも関連するところですが、

アルコールが絡んだ事件は増えると予想されます。

アメリカでは在宅勤務している人の実に4割が「営業時間中に飲酒する」と回答しているなど、

お酒にだらしない部分が出てくることは想像に難くありません。

ただ自分一人で楽しむ分には全く問題ないにしても、お酒を飲むことで人に迷惑をかけたり、

非常に危険な飲み方をする人がいることも事実です。

アルコールは怒りなど負の感情を増幅し、時に人を無謀または無責任な行動へと駆り立てます。

結果として上に述べたDVや近隣トラブルを引き起こしたり、暴行がエスカレートするなどのリスクが上昇します。

外出自粛が推奨される今の時期は可能な限りアルコールを遠ざけ、

飲むとしても家族や他人に迷惑をかけることの無いよう、節度を持った飲酒を心がけましょう。

また言うまでもありませんが、未成年の飲酒は法律で禁じられています。

なかなか外に出られずストレスを感じている学生の方も出来ればエナジードリンクなどで我慢し、

間違ってもお酒やたばこに手を出すことの無いように注意しましょう。

あなたやあなたの身近な人にとって、とても大切なことです。

 

空き巣・居空き・忍び込み

勘のいい方は「逆じゃねえの……?」と思われるかもしれませんが、

実は増加の傾向にあるとされているのが空き巣や忍び込みといった住居への侵入です。

侵入者がターゲットにするのは個人宅などではなく、

営業停止している飲食店などの店舗や事務所などであり、

外出制限されている現在では夜間のみならず昼間でも犯行に及ぶ可能性が高いと言えます。

完全リモートワークへ移行した企業や休業中の事業者の方も、

・個人情報などが入ったPCや記憶媒体

・経営に関わる書類など

・金庫類

の扱いには十分注意し、可能なら安全な場所に移動させるなどの措置を取ることをお勧めします。

また個人宅へのいわゆる「居空き」もそのリスクが高くなることが予想されます。

ゴミ出しや買い物など、少しの外出でもしっかり戸締りを確認し、

カギの管理を怠ることの無いようにしていきたいですね。

 

その他のリスクと対策

上に挙げた犯罪リスク以外ではパンデミックに乗じた特殊詐欺や悪質商法、

企業へのサイバー犯罪などが懸念されますが、

休業要請の影響により職を失った人や学生生活が破綻した若者などによる、

突発的かつ無差別的な凶行はこれから少しずつ増加すると考えられます。

単なる暴行に始まり強盗・殺人に至るまで、

現在は減少傾向にあるとされている犯罪も、また違った形でその件数が増えていく事は想像に難くなく、

貧困はもちろん精神的な抑圧も解消されなければ、パンデミック同様犯罪リスクの増大にも歯止めがかかりません。

個人で出来ることは限定されていますが、

・毎日最新ニュースをチェックする

・外に出る際は大金を持ち歩かない

・昼間はもちろん夜間も不用意に出歩かない

などを徹底し、DVや近隣トラブルなど身の回りの事件を「明日は我が身」という視点で受け止め、

常にリスク分析の習慣と危機管理の意識を持ち続けることが大切です。


目の前のリスクは「ウイルス感染」だけではない

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、人々の関心と注目の対象は、

国内の感染者数や死者数など、「ウイルス感染」のリスクのみに集中しているという印象が否めません。

パンデミックの裏では上に述べたような犯罪のリスクがゆっくりと、しかし確実に増大しつつあり、

どれも決して他人事は言い切れません。

マスクの着用、手洗い・うがいを徹底するなど感染予防への取り組みも大切には違いありませんが、

全世界がある種の極限状態に置かれている今こそ、

各々の危機管理能力向上が求められているとも考えられます。

ソーシャル・ディスタンスを保つことや感染予防の取り組みばかりに注力するのではなく、

その背後にある潜在的な、あるいはすでに顕在化しているリスクにも目を向け、

一人ひとりが安全で快適な生活を送るために出来ることは何かを探していきましょう。

ウイルスではなくポジティブな意識の変化を伝染させていくことが、

この窮地を乗り切るために出来る、最も手軽で効果的な対策になるはずです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【小ネタ】なぜ中国武術の”達人”はボコボコにされるのか【コラム】

いつも心に1mmの怪しい金属片を。どうもサイコ田中です。

よくYoutubeなどの動画投稿サイトに、

「インチキ中国武術家が総合格闘家にボコられる」といったサブタイトルの動画が見られますが、

確かに実際見てみると目も当てられないほど無惨な内容となっています。

なぜ”達人”と呼ばれる人々が、こうもあっけなく倒されるのでしょうか?


最強の格闘技は存在するか

こうした話題を取り扱ううえでいつも浮かび上がる疑問として、

「最強の格闘技は何か」というものが挙げられますが、

今日まで様々な格闘技に触れてきた私自身としては恥ずかしながら、

「わからないし、考えても仕方がない」とお答えするしかありません。

考えられる理由として、

・そもそも「競技」ですらない武道の存在

・比較評価の基準がどこにもない

・体格差や年齢などを考慮すると結果が変わる

など、一つひとつの武道・武術を単純比較するのは極めて困難であり、

仮に異種格闘技戦のように競う場を設けることが出来ても、

ルールによって天と地ほどの差が生じることが懸念され、とても現実的とは考えられません。

(ボクシングとキックボクシングを「ボクシングルール」で行うか「キックルール」で競うかは決定的な差になります)

そもそも競技的な側面が無く、ルールの上で他者と競うことを前提にしていない武術などはそのポテンシャルを測りようがなく、

強い・弱い以前に、「どんな場面で機能するのか」すらイメージできない始末です。

(いわゆる「忍術」や「暗殺術」の類がこれに該当すると考えられます。そんなものがあればの話ですが

格闘技を語る上で永遠のテーマである「最強の格闘技」ですが、

答えが出る日はずっと先になるかあるいは、そんな日は永遠に訪れないのかもしれません。


中国武術家がボコボコにされる3つの理由

ここからは中国武術のいわゆる”達人”と呼ばれる人々が、

総合格闘家やキックボクサーらにことごとく圧倒される理由について、

体格や年齢など3つの項目に分けて説明したいと思います。

いわゆる”達人”の謎や中国武術そのもの、競技としての格闘技の問題点など様々なポイントから切り込んでいます。

格闘技はもちろん、身を守ることやリアル・ファイトに興味をお持ちの方は参考になさってください。

 

事前準備の時間が無い

格闘技をやっている人間にとっては当たり前の話になりますが、

対戦相手についての情報があるのとないのとでは、対応に決定的な差が生じます。

・得意な攻撃は何か

・弱点として考えられるポイントはどこか

・持久力(スタミナ)とパワーのバランスはどうか

・単純な打たれ強さ

など、知っておくと対応に差が出る要素は数え切れません。

対戦相手の過去の試合映像などを見るだけで集められる情報は多く、

そうして得られた情報から分析を重ねることで、実力に差のある相手でも攻略の糸口が見つかることがあります。

逆に事前に何の情報も与えられず、

「今日の対戦相手です」と言っていきなり目の前に現れた相手と闘わされた場合は、どんなに優れたファイターでも多少の戸惑いが生じます。

中国武術の”達人”らがボコボコにされている映像はその全てが企画もののいわゆる「チャレンジ・イベント」であり、

恐らく”達人”のほうも、その相手をする方も事前情報はほぼ与えられていません。(顔と名前、年齢程度と推測されます)

そのような状況でいきなりファイトになったとして、果たしてどちらが生き残るか……それはもはや、

単純なフィジカルの強さと持久力など、シンプルな個人の身体能力に依存します。

そしてその結果から明らかな通り、身体が大きく若さと勢いのあるMMAファイターやキックボクサーが、

”達人”を文字通り子ども扱いするという残念な(そしてある意味当然の)結果へとつながるのです。

 

「本気で倒しに来る相手」を想定していない

中国武術に限った話ではありませんが、伝統武術の多くは礼節や精神面など、

とにかく形式にこだわる傾向が強いと言えます。

この「形式へのこだわり」は当然練習にも色濃く表れており、

・互いの役割と立ち位置

・攻撃の方法と受け方

・立ち回りの流れ

など細かく条件付けがされたうえでの対人練習がメインとなり、

「本気で自分を倒しに来る相手」を一切想定していません。

(合気道やシステマなどが典型的な例として挙げられます)

自分に協力的なパートナーとひたすら「形式(スタイル)を崩さないこと」にのみフォーカスした一定の動きばかりを繰り返して、

普段からハードにスパーリングをこなしているファイターに勝てるはずが無いのです。

まして型にはまらない変則的な攻撃手段を多用するMMAファイターなどは、

綺麗な「形式練習」ばかりをこなしてきた多くの”達人”にとって異次元の存在であり、

見たこともない攻撃の連続にパニックを起こし、そのまま勢いで押し切られるという構図が生まれることになります。

 

年齢・体格差が考慮されていない状況でのファイト

上に述べた通り、互いに目的や技術体系の異なる武術や格闘技がぶつかるとき、

最終的に問われるのは個人の身体能力と神経系の発達であり、

単純な身体の大きさと若さにのみ依存すると言い換えることも可能です。

いわゆる”達人”がボコボコにされている動画の大半は、明らかに”達人”のほうが老いており、

挑戦者は若者という構図が出来ており、最初から条件がフェアではありません。

また年齢のみならず体格差・ルールの設定もガバガバとしか言いようがなく、

これでは初めから”達人”を公開処刑するために設けられたある種の「見世物」と思われても仕方ないでしょう。

(挑戦を受けた”達人”が愚かなのか、主催側の人間に問題があるのかは判断がつきかねるところですが)

よってこの手の動画を見て、その印象だけで「中国武術は弱い・使えない」とか、

「”達人”は存在そのものがインチキ」と断じるのは無理があり、あまりに無責任と言うほかはありません。

本当に各武術・武道のポテンシャルを測るためには、

それ相応の環境と条件が整っている必要があることを理解しなければならないでしょう。


「”達人”がボコられる動画」から学べること

ここまでいわゆる”達人”がボコボコにされる動画について述べてきましたが、

こうした残念な結果から見て学べることは少なくありません。

まず単純に「若くて力の強い人には手も足も出ない」ということが言えます。

ナイフや銃を使えるのなら話は別ですが、基本的に自分より若くフィジカルで上回る相手を倒すというのは極めて困難であり、

至近距離でファイトになった時点でほぼ勝ち目はないと判断すべきでしょう。

このような相手に対して出来ることは動画の中で”達人”たちがしたように、

・ダメージをアピールしてファイトから降りる(降参)

・誰かに止めてもらう(助けてもらう)のを待つ

・とにかくリング上を逃げ回る

などであり、真っ向勝負以外の全てが対策になるとも言えます。(それ以外は無意味とも取れます)

また一部の”達人”が器用にクリンチ(抱き着き)で時間を稼いだり、自分から倒れることでその場を凌いでいましたが、

その場であっけなくKOされることを回避できるならこのような対応も効果的と言えそうです。

動画の”達人”たちは残念ながら逃げ場のない状況で(ルールに従った)ファイトを強いられましたが、

リアルファイトの場面ならいつでも「走って逃げる」「負けを認め立ち去る」という選択肢は有効です。

ファイターにとっては文字通りの完敗でも、

自分より身体の大きい相手や若さのある相手と無理に張り合うことを避け、

たとえ惨めな思いをしても無傷でその場を立ち去ることが一般人にとっての勝利です。

大切なことなのでもう一度。

「家に帰ればあなたの勝ち」です。覚えておきましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【小ネタ】お酒とセルフディフェンス【コラム】

いつも心に1本の聖剣エクスカリバーを。どうもサイコ田中です。

新型コロナウイルス蔓延により自宅待機が強いられる中、

一人暮らしの方や単身赴任をされている方が酒量をコントロールできず、

アルコール依存症の悪化に苦しんでいるというニュースも耳にします。

今回はそんなお酒が好きな方や、家族や身近な人がアルコールを多く消費するという方が覚えておくべき、

お酒にまつわるセルフディフェンスについてお伝えします。


「酒は百薬の長」とはよく言うが……

「酒は百薬の長」などと言われ、全く飲まない人より普段からお酒を飲む人のほうが健康寿命が長いとされていますが、

やはりアルコールにはデメリットの方が多いと考えるべきです。

酒が「百薬の長」となりうるのは、あくまでも適量の範囲を守った場合の話であり、

普段から適量のラインを超えて飲むような方や、無茶な(危険な)飲み方をしているような方は、

やはり単純に寿命を縮めていると認識すべきです。

心臓や全身の血管はもちろん、肝臓や膵臓など分解に関わる臓器、胃や腸など消化吸収を担う臓器が受けるダメージは甚大であり、

特に肝臓は「沈黙の臓器」などと呼ばれ、自覚症状が出たときには既に手遅れ……ということは珍しくありません。

更にアルコールはタンパク質の吸収を阻害するため筋トレをしているような人にとっては天敵とも言えます。

また一部にはお酒を飲むことで暴力的になり、言葉や行為で他人や自分自身を傷付ける人がいることも事実であり、

このような人はアルコールを遠ざけない限り周囲に迷惑をかけ続け、やがて仕事や家族も失い、

破滅的な人生を歩むほかはありません。

このように「酒は百薬の長」とも呼ばれますが、負の側面のほうが大きく、

積極的に飲むべきであるとか、飲めないと恥ずかしいなどということは絶対にあり得ません。

長生きしたい人もそうでない人もお酒は「嗜む程度」を心がけ、

決して飲んでも飲まれることのないように注意しましょう。


お酒を飲む人との付き合い方と身を守るためのポイント

ここからはお酒を飲む人との向き合い方を、

身を守るために知っておくべき重要ポイントと併せてお伝えします。

自分自身がお酒をよく飲むという方、身近に飲み方が荒っぽい人物がいるという方は、

自分や周囲の人が傷つかないために出来ることは何かを知っておきましょう。

 

1対多数という形をつくる

泥酔して騒いでいるような人や、お酒の席でトラブルを起こした人と向き合う時は、

基本的に1対多数の形を作ることを心がけましょう。

酒に酔った状態では、身体の小さな人も思わぬ力を発揮し、取り押さえるのが困難になる可能性があります。

特に泥酔状態の若い男性などは一度暴れだすと制止するのが極めて難しくなるため、

事故や怪我を防ぐためにも、一人で向き合おうとせず、

必ず2人から3人、あるいはそれ以上で対応する形を意識しなくてはいけません。

また仮に制止できたとしても、落ち着くまでかなりの時間を要します。

泥酔した人物の動きを止めることに成功しても決して気を抜かず、

対象を刺激しないようお酒・煙草の類は徹底して遠ざけ、静かな場所に連れ出すことを最優先にしてください。

 

距離を置ける場合は速やかに離れる

周囲に助けを求めるのが困難な時や、複数名での制止も困難な局面では、

なるべく速く泥酔者から距離を置き安全を確保する意識が大切です。

手の届く距離に立っているといつ暴力を振るわれたり、不当な要求をされるかわかりません。

トラブルが大きくなる前に対象者から距離を取り、警備の人間や警察官などに対応を委ねることが、

結果的に酔っぱらっている本人のためにも最善の対応に違いありません。

決して泥酔している人物と拳を交えたファイトをしたり、力任せに制止しようとしてはいけません。

可能な限りその場に居合わせた全員が無傷で帰宅できるよう、常にベストを尽くす姿勢が肝要です。

 

凶器に相当するものを遠ざける

泥酔者と向き合ううえで非常に重要なポイントとして、

凶器になる恐れのあるものを遠ざけることが挙げられます。

お酒の席であれば空き瓶、ガラスジョッキ、灰皿、アイスピックなどは特に注意が必要であり、

その他にもシンプルにフォークやナイフ、皿などの食器はもちろん、

椅子や机などの家具にまで気を配らなくてはいけません。

酔った人物は良くも悪くも直感的に振る舞うようになるため、

視界に入るあらゆるものを武器にしようとする傾向があります。

また上に述べた通り泥酔者は思わぬ大きな力を発揮することがあり、

普段はとても持ち上がらないような重いものでも平気で振り回す可能性があり大変危険です。

酔っぱらって暴力を振るう恐れのある人物やそうした傾向のある対象からは、

・鋭利なもの(先の尖ったようなもの)

・硬く強度のあるもの(金属など)

・ある程度の重さがあるもの

などは積極的に遠ざけ、手の届く場所にあるのは攻撃を受けても安全に防げるか、

致命傷にならないものだけになるよう心がけましょう。

 

無理になだめたり落ち着かせようとしない

残念ながら、ほとんどの泥酔者に言葉は通じません。

身振り手振りを交えて「やめましょう」「落ち着いてください」と伝えるのはとても大切なことですが、

一度感情的・攻撃的になった泥酔者は自分や周りが怪我をするか、

警察などに取り押さえられるまで自分からは絶対に止まりません。

(これは泥酔者などに限った話ではありません)

無理に言葉でなだめたり落ち着かせたりしようとせず、

安全な距離を保ちながら、必要に応じて制止を試みたり、

警察を呼ぶ準備をする方がよほどスマートに違いありません。

誰も傷つかないために、あえて「諦める」ことが必要な場面があることも覚えておきましょう。

まだ話が通じるようならお酒を遠ざけ水を飲むよう勧め、静かな場所に誘導することも忘れずに。

 

ボディタッチは極力避ける

上の項目とも重なる部分ですが、

酷く酔っぱらっているような人物は、何をきっかけに暴れだすかわかりません。

ちょっとした言葉やさりげないボディタッチでさえ、

強い刺激として受け止められる可能性は否定できません。

例え相手を落ち着かせたりすることが目的でも、安易に相手の身体に触れることなどは避け、

「飲みすぎてない?」「大丈夫?」など、柔らかいトーンで語り掛けるのが安全なアプローチです。

お酒が入ると豹変するような人物の場合、本当に些細なきっかけで感情を乱し、

凶暴化する恐れを秘めています。

常に「親しき中にも礼儀あり」の精神を保ち、無礼講とされる場面でも目上の人や年上の人物には、

誠意を持った態度で接することがトラブル回避の第一歩です。

ナメられることはあっても、「ナメている」と思われることの無いよう気をつけましょう。


迷ったら速やかに110番

長々とお伝えしてきましたが、

迷ったら速やかに110番通報するのが確実かつ安全には違いありません。

・自分一人ではどうにもならない

・助けを求めることが難しい

・差し迫った身の危険を感じている

といった状況では、僅かな反応・行動の遅れが生存率を大きく左右します。

「困ったら110番」では警察官の方々にご迷惑をおかけすることになりかねませんが、

自分一人でどうしようもなく、その場から離れるのも困難であり、

文字通り手詰まりになった時には、警察の力を借りることを躊躇する必要はありません。

またそうした最悪の状況を想定し、しっかり充電された携帯電話を手の届くところに確保し、

安全な場所(トイレなど)から通報することも忘れてはいけません。

大声で「警察を呼んでください」でも問題ないとは思いますが、

あなたの声を聞いて行動に移してくれる人物ばかりとは限りません。

いざという時、意外に冷たいのが日本人です。

自分の身は自分で守るという意識を忘れず、危機管理能力を高める努力を続けることが大切です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【ホームディフェンス基礎】枕元に置いておくべきアイテム

いつも心に1mgのシトルリンを。どうもサイコ田中です。

新型コロナウイルスの蔓延に伴い自宅待機を余儀なくされている方は多いかと思われますが、

在宅中も犯罪被害のリスクは無視できません。

特に警戒すべきなのが、就寝中の空き巣・居空き・忍び込みなどといった、

住居への侵入とそれに伴う犯罪です。

今回はそうした在宅時における自己防衛(ホームディフェンス)の基礎として、

就寝時枕元に置いておくべきアイテムとそれらの使い方について説明します。


戸締り確認とカギの管理は慎重に

空き巣などの被害を未然に防ぐうえで重要なのは、

戸締り確認の徹底とカギの管理に他なりません。

ゴミ出しや車の荷物を取りに駐車場へ向かう際など、

「少しくらい大丈夫」と思ってしまいますが、泥棒はいつどこで侵入を試みるかわかりません。

2,3分というわずかな時間の外出でもしっかりとドアや窓を施錠することはもちろん、

在宅をアピールするために電気をつけたままにしたり、換気扇やエアコンをつけたままにしておくことも有効です。

またカギの管理を怠りどこかに置き忘れたり紛失した場合も、いつどのような人物に悪用されるかわかりません。

普段から住宅や車はもちろん、普段なかなか開け閉めすることのない倉庫のカギなども、

どこかへ置き忘れたり失くしたりすることの無いよう、責任をもって管理する意識が大切です。


枕元に置いておきたい5つのアイテムとその使い方

ここでは就寝時「これだけは置いておきたい」5つのアイテムとそれらの使い道について、

防犯・防災両面にフォーカスしてお伝えしたいと思います。

どこのご家庭にも必ず一つはあるようなもの、誰でも持っているようなものに絞って紹介しています。

一人暮らしの若い女性や学生の方、治安のあまり良くない地域にお住いの方などは参考になさってください。

 

充電済みのスマートフォン

フル充電されたスマートフォンまたは携帯電話は、優先順位が最も高いアイテムと言えます。

・外部との連絡(警察への通報)

・カメラ機能

・アラームやフラッシュライト

など内臓アプリや標準装備の機能を活用すれば、多機能型万能ツールとして身を守ることに役立ち、

「とにかくこれさえあればどうにかなる」と言っても差し支えないほど信頼性の高いガジェットです。

在宅時に空き巣などの被害に遭遇した際の対処として、

・外へ出て警察へ通報

・安全な場所から警察へ通報

といった基本的な連絡手段として活用するほかに、

・外部スピーカーから「犬の鳴き声」を大音量で流す

・アラームを鳴らす

のような直接的アプローチも可能ですが、基本的に窃盗のみを目的にした侵入者を刺激するべきではないため、

(暴行などが目的と考えられる場合はまた別ですが)

静かに犯人が立ち去るのを待つのが最も理想的とも言えます。

災害時は被害状況を確かめること、外部と連絡を取ること(安否の確認)など必ず必要になるため、

常にフル充電状態で枕元に置いておくことが好ましいでしょう。

(電池の性能が低下してしまいますが、充電したまま就寝するというのも一つの手です)

 

バンダナ・手ぬぐいなど

丈夫な繊維でできたバンダナや手ぬぐいの類は、非常時に役立つ可能性があります。

火災などの発生時は口元を抑えることで煙を吸い込むことを防ぐことができ、

万が一部屋の外へ脱出しなくてはならない状況に追い込まれた際には、手に巻き付けることで窓を安全に破ることが出来ます。

もちろん災害時に腕や脚などを負傷した際には止血や患部の固定にも利用が可能であり、

すぐにカバンや非常用のリュックが見つからなくても、ある程度の荷物をまとめて運ぶことにも使えます。

就寝時手の届く場所に清潔なものを2枚から3枚置いておくことが好ましいと考えられますが、

忘れてしまいそうなときには、パジャマや寝巻のポケットに一枚忍ばせておくという手もあります。

(耐熱素材でできた防火シートなども一緒に備えておくと更に一つ上の安心感が得られます)

 

LEDフラッシュライト

スマートフォンにも同様の効果が得られるアプリがありますが、

総合的な使い勝手や安定性といった観点から、懐中電灯は必要と考えられます。

特に消費電力が小さく輝度の高いLEDフラッシュライトが理想的であり、

中でも強度に優れたタクティカル・フラッシュライトは、

・極めて長い照射距離

・ストロボ(点滅)機能

・緊急脱出ハンマー(窓の破壊)

など優れた機能が多数盛り込まれたものが多く、防犯・防災両面での活躍が大いに期待できます。

枕元に一つ置いておくことが理想ですが、手の届く場所か暗がりでも容易に取り出せる場所にしまっておけば問題ありません。

電池切れしていないか確認することを忘れずに。

 

車のキー(盗難防止装置のリモコン)

在宅時に犯罪・災害の危険に晒された場面では、その場から距離を置くことを優先にすべきです。

(地震や地震による津波が発生した場合は慎重な対応が必要です)

避難のために移動手段としての車両の確保は欠かせません。

必ず手の届く場所に車のキーを置いておき、

とにかく携帯電話と最低限の貴重品だけを持って外に出るといった対応をスムーズに実行へ移せる備えが大切です。

また犯罪被害に遭った場面では、リモコン操作できる盗難防止装置などを作動させることで抑止力とすることも可能と考えられます。

小さなフラッシュライトなどと一緒に丈夫なキーホルダーでまとめておくのがオススメです。

 

護身用ツール(催涙スプレーなど)

もし催涙スプレーや警棒などといった護身用ツールを所持している場合は、

それらを手の届く場所に置くことは決して無駄ではありません。(むしろそうすべきとも言えます)

侵入者の目的が金品を盗むことではなく、単純に住人を襲撃・暴行することが目的だった場合

ナイフなど凶器による攻撃が懸念され、丸腰での生存は極めて困難となります。

正しい使い方を把握したうえで護身用ツールを備えておけば、

少なくとも素手で凶器を持った攻撃者と向き合うことは回避でき、一定の生存率が確保されます。

また夜襲のみならず昼間に不審者が侵入した場合にも対応できるよう、

寝室以外の部屋にも何らかのツールを置いておくことが好ましく、

それらはいずれも「自分だけが知っている場所」に設置することで攻撃者に奪われるなどするリスクを回避できます。

一般的な護身用ツールを全く所持していない場合は、

・市販の殺虫スプレー

・金属または木製バット

・バールのようなもの

などでも代用が可能です。

特にバットのような鈍器類は非常時脱出にも活用できるため、枕元に一つは置いておきたいところです。


市販のエアソフトガンも強力な抑止力に

外へ持ち出したり、護身用として持ち歩くのは無理がある市販のエアガンですが、

ホームディフェンス・ツールとしての活用には可能性があります。

暗がりで銃のようなものを向けられた場合は、

よほど攻撃的な、あるいは興奮した状態の侵入者でもない限り強い恐怖を感じ、

その場から逃亡することを優先に行動すると考えられます。

弾が出ない状態でも十分効果的ですが、

バッテリ充電済みの電動ガンなどであれば顔面への発砲は十分効果的な攻撃手段であり、

強い抑止力として機能します。

通常市販のエアガンに殺傷力はなく、自衛の目的に使ったとしても過剰防衛に問われる心配はほぼ無く、

仮に奪われるなどしてもその旨を警察官らに伝えることで悪用を防ぐことが可能です。

単なる趣味として所持しているという人も、またそうでない方(?)も、

寝る前に少しだけ撃って動作を確かめ、そのまま枕元に置いておくことでいざという時活用できるかもしれません。

ガスの入れっぱなしは危険なため、ガスガンではなく必ず電動ガンを用いることと、

ジャム(動作不良)が発生しないよう定期的にメンテナンスすることを忘れずに。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【器具なし】コロナ禍の今こそ取り組むべき肉体改造【宅トレ】

いつも心に一枚の万馬券を。どうもサイコ田中です。

新型コロナウイルスの蔓延に伴い、緊急事態宣言の延長も現実的になりつつある中、

自宅待機の時間を持て余しておられる方は少なくないと思われます。

今回はそんな外出自粛の今こそ取り組むべき肉体改造について、

ダンベルなどの器具を使わないトレーニング種目と共にお伝えしたいと思います。


食事を管理するのも今がチャンス?

新型コロナウイルスの感染予防措置として自宅待機が求められる中、

買い物に出かけるのも1週間から2週間に1度程度になっている方が大半だと思われます。

なかなか外に出られずストレスは溜まる一方かもしれませんが、

これを機に食事の内容を見直し、自分に合った肉体改造を進めるための土台作りが出来るかもしれません。

まず肥満傾向にある方は、必要最低限の食料のみを揃えるよう心がけ、

お酒やスナック菓子、脂質を多く含む食品(揚げ物や加工肉)を買い物かごに入れないよう工夫するだけで、

口に運ぶものを効率的に(半ば強制的に)制限できます。

普段から家にいると「なんとなく何か食べてしまう」という方は一般的な固形物ではなくプロテインバーやプロテインを、

甘い飲み物やお酒などは炭酸水のようなものに置き換えることで摂取カロリーを制限しつつ、

タンパク質の摂取比率を高めるだけで体が絞れてくる可能性があります。

また逆に痩せすぎ(ガリガリ)の傾向にあるという方は、たとえ食事の回数を増やすことが困難でも、

一回の食事を多く摂るように心がけたうえで、なるべく動かないようにしていれば自然に摂取カロリーの方が上回り、

必要な場所にしっかり筋肉をつけることができるかもしれません。(脂肪もある程度は蓄えられます)

標準的な体型を維持できているという方も、外出機会が減りつつある今こそ食事の内容を見直し、

絞れるところは絞り、筋肉を太く・大きくしたい部位はしっかり発達させ、よりメリハリのある肉体を手に入れましょう。


自宅で追い込む肉体改造メニュー4種目+α

ここからはコロナ禍の今こそ取り組むべき肉体改造というテーマで、

部位や難易度別に4つのトレーニング種目+αをご紹介します。

ダンベルなどの器具は必要ありません。

動きやすい服装に着替えて軽くウォームアップと準備運動を済ませたら、

好きな音楽をかけて取り組んでいきましょう。

***十分なスペースと安全を確保したうえで、怪我の無いよう無理せず自分のペースで行ってください***

 

逆立ち/三転倒立

自宅待機の今こそ取り組むべき肉体改造、オススメのトレーニング一つ目は、

シンプルな倒立または三転倒立です。

・体幹強化

・全身の血行改善

・リフレッシュ効果

など、逆立ち運動を行うメリットは多岐にわたります。

何もない状態でいきなり倒立の姿勢を取れることが理想には違いありませんが、

壁にもたれかかるようにして行っても、三転倒立のような姿勢でも効果があります。

難しければいわゆる”カエル倒立”のように両脚をたたんで両腕を床に突き、前傾姿勢でバランスを取る練習だけでも十分です。

1回1分・朝昼1回ずつの計2回(1分×2回)を目安に行っていきましょう。

 

即席ケトルベルでケトルベル・スイング

ケトルベルが無くても、ある程度強度のあるボストンバッグまたはリュックサックで代用が可能です。

バッグに本や水を入れたペットボトルを詰め、重さを調整しながら自分専用の即席ケトルベルを作ります。

水は基本的に1リットルで重量にして1kgに換算されるため、

10kgのケトルベルを作りたければ2ℓペットボトルにして5本、500mlペットボトルにして20本ということになります。

(500mlペットボトルを用いるのはあまり現実的ではないため、2ℓ飲料を消費するか緊急時保存用の水などを使うようにするのが理想です)

男性の場合は8kg~12kg、女性であれば4kg~6kg程度が理想とされていますが、

自身の基礎体力などに合わせて適宜調整してください。

即席ケトルベルが用意出来たら、あとはフォームに気を付けながら一般的なケトルベル・スイングを行うだけです。

しっかりと下半身から上半身へ力を伝えるイメージを持ち、

腕だけで振り回したり、背筋だけで力任せに持ち上げたりしないよう注意して行っていきましょう。

10回から15回を1セットとし、合計3セットを目安に無理せず取り組んでください。

 

雑巾がけのついでに腹筋をバキバキに

腹筋を鍛える種目として有名なものに、アブローラーを使ったトレーニングが挙げられます。

アブローラーが無ければ行えないものと思ってしまいがちですが、

タオルや紙皿のようなものを床に置いて滑らせるだけで、同様の効果が得られます。

タオルで行う場合は軽く湿らせて行うと床の拭き掃除にもなって一石二鳥です。

紙皿で行う場合は2枚の紙皿を床に並べ、それぞれに左右の手をのせ腕立て伏せのような体勢を作り、

そこから腕を前に押し出すように滑らせることで同様の運動効果を得られます。

(アーチャー・プッシュアップのような変則の腕立て伏せへも応用が可能です)

古い靴下や傷んだ衣類などを足のほうに敷き、足の方を引き寄せるようにすると更に負荷が高まります。

非常に負荷の高い種目となっておりますので、初心者や運動習慣のあまりない方は床に膝をついて行い、

中級者以上の方も腰痛などに十分注意して取り組んでください。

 

“ながらホールド”で下半身を追い詰める

暇で暇でどうしようもないので、映画やドラマ・アニメなどをひたすら鑑賞しているという方は少なくないかと思われます。

そんな時、ただ座って映像を眺めたり、寝転がってダラダラするのではなく、

立ち上がってつま先立ちの姿勢を保つだけでも下半身を鍛えられます。

つま先立ち以外にも、

・シンプルに片足立ち

・スクワットで腰を落とした姿勢を維持(スクワット・ホールド)

・空気椅子

など追い込む方法は無数に存在します。

特に普段はデスクワークなどで座りっぱなしの時間が長いという方や、

最近下半身が弱ってきたと感じる40代,50代の方は、

ぜひ自分がやっていて一番きついと感じる体勢を、少しでも長く維持できるようトライしてみましょう。

かなり地味な運動ですが、翌日筋肉痛に襲われること間違いなしです。

バランスを崩して転倒したりしないよう周囲の安全には十分配慮したうえで、

一つの姿勢を30秒から1分間維持することを目標に行ってください。

(負荷が足りないと感じる場合は、ダンベルや重りになるものを持って行っていただいても構いません)

 

30秒間のパンチ連打でキレとスタミナを手に入れる

上に挙げた4種目に加えて、有酸素運動としてのパンチ連打を紹介します。

やり方はいたって簡単、30秒間から1分の間、全力で左右のパンチを繰り返すだけです。

足を肩幅に開いて立ち、胸の前に拳を構えたら、

タイマーが終わりを告げるまで全力でパンチ・パンチ・パンチ……様々なストレスを全てこの運動にぶつけましょう。

ポイントとしては、しっかりと腕を伸ばし切るように意識することと、

足もセットで動かすようにすることです。

腕をしっかり伸ばすことで上腕筋が強く刺激され、二の腕のシェイプアップにもつながります。

パンチを打つ際に小さくその場で足踏みをするようにステップを踏むことでふくらはぎや足首の周りにも負荷がかかり、

全身運動としての脂肪燃焼効率が飛躍的に向上します。

主に呼吸とリズム・ペースの維持に意識を向けつつ、

30秒から1分を1セットとし、3から5セットを目安に行っていきましょう。


まずは小さな変化を感じるところから

肉体改造の効果は、すぐには表れません。

人によっては体重が激減したり、短期間で一気に腹筋が割れることもありますが、

特に運動習慣のない方や筋トレ初心者の方については少なくとも最初の1か月程度は、ほぼ変化が無いと思ったほうがいいでしょう。

そんな変化を実感しにくい状況でも自分の身体が着実に変わっていることを感じるために、

・しっかり鏡を見ること

・体重および体脂肪率を記録すること

等は勿論のこと、

朝起きたときの疲労・倦怠感の有無や便通、関節痛などの改善が見られるかも意識すべきポイントです。

適度な運動により自律神経が整い始めると、日中の集中力が長く続いたり、寝つきがよくなるなどの変化が必ず出てきます。

すぐに身体のシルエットや見た目に変化が表れなくても、そうした小さな変化やある種の「心地よさ」「気持ちよさ」を感じることは、

トレーニングを続けるモチベーションに大きく関わってきます。

・ちょっとだけイケメンになった

・化粧のノリがよくなった

・食べ物が美味しく感じられるようになった

など、「思い込み」や「気のせい」のレベルで構いません。

あなた自身がポジティブな変化を感じていくことで、やる気が生まれ、トレーニングが続き、

また次の大きな変化へと繋がります。

その積み重ねの先には必ず、あなたが思い描く「理想の自分」が待っています。

どんな些細なことでも結構です。まずはその小さな変化に気づくところから、始めていきませんか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

日本人が学ぶべきガン・ディフェンスとその必要性について

いつも心に1枚の洗車割引クーポンを。どうもサイコ田中です。

銃刀法により殺傷力のある道具の所有・携行が厳しく規制されている日本において、

銃器を使用した犯罪に巻き込まれるリスクというのは、ほぼ皆無と考えても差し支えないと思われます。

しかし昨今では警官が銃を奪われたり、暴力団事務所の周辺で銃火器を使った襲撃事件などが多数発生しており、

「全く考慮にも値しない」とは言い切れないというのが現状です。

今回は日本人が学ぶべきガン・ディフェンスとその必要性について、

法的な側面などを踏まえて解説していきたいと思います。


いわゆる「タクトレ」は意味が無い?

昨今はエアソフトガンを用いたサバイバルゲームの流行に伴い、

一般の方もいわゆるタクティカル・トレーニングに取り組む機会が増えているようですが、

市販のエアガンを使った訓練はそれほど実戦的でないと考えたほうが無難でしょう。

まず第一にエアガンには一切反動の概念がありません。

中にはリアルな反動を再現した製品も存在しますが、やはりそこは玩具、機械的に生み出された衝撃が感じられる程度で、

実銃の使用感にはほど遠いというのが現実です。

(私自身、エアガンはいくつも所有していますが、あくまでコレクションとしての側面しか意識していません)

また実際に弾丸を装填した銃は重く、とてもエアガンのように軽々と扱えるような代物ではありません。

そのようなものをどれだけ撃ち、正確に的を射抜くことが出来たとしても、

本物の銃で同様のパフォーマンスが出来るはずもなく、あまりに空虚な印象が否めません。

反動も重さもない玩具で軍人の真似事をどれだけ繰り返しても、

実際に銃を使う機会が訪れたとき、あるいは銃器による襲撃を受けた際の対応力が高まるとは考えにくく、

その時間とエネルギー、コストはクラヴ・マガなど本場のCQCを学ぶ機会に充てたほうがよほど効率的に違いありません。

あくまで趣味や息抜きとして、楽しんで取り組む分には全く問題はありませんが、

エアガンを使用したいわゆる「タクトレ」で身を守るスキルが身につくと本気で考えている方には、

エアガンは玩具でしかなく、身を守るためのツールではないということを今一度自覚していただきたいと思います。

(玩具で出来るのは結局のところまさしく児戯に等しい「ごっこ遊び」でしかないということです)


日本人が学ぶべきガン・ディフェンスとその必要性

ここからは日本という国における、日本人のためのガン・ディフェンスとその必要性について、

法的な側面など3つのポイントから解説したいと思います。

日本にお住いのほとんどの方は実際に銃を手に取る機会など無いと考えられますが、

何事にも例外はあります。いつか訪れる「その日」のために、最低限の知識だけでも身に着けておきましょう。

 

”ダミー”を使った脅迫・強要など

日本で現実的なガン・ディフェンスが求められる機会として、

玩具の銃などといった”ダミー”を用いた脅迫・強要(主に強盗)に遭遇する、という状況が想定されます。

もちろん、攻撃者が手にしているのはあくまでもダミーであり、弾など出ない偽物には違いありませんが、

訓練を受けている人間でも、本物と偽物を区別するのは至難の業です。

特に最近の市販エアガンは際立って完成度が高く、見た目のみならず一部の内部構造まで実銃のそれを再現しているほどです。

このようなものを突き付けられた時には、それを単なるダミーと決めつけて対応するにはあまりにも危険が大きく、

例えエアガンだったとしても顔面に向けて発砲され眼球などを撃ち抜かれた場合は無事では済みません。

よってこのようなシチュエーションで求められるのは、本物と偽物を見極めて区別することではなく、

可能な限り速やかに武装解除・制圧することに違いありません。

(基本的にガン・ディフェンスの最終目標はナイフ・ディフェンス同様武装の解除と制圧に収斂します)

 

反社会的勢力の関係者とトラブルになった場面

都市部の治安があまり良いとは言えない地域にお住まいの方などが考慮しなくてはならないリスクとして、

反社会的勢力(暴力団など)の関係者とトラブルになってしまった場面での対応が挙げられます。

もちろんヤ〇ザの方々も色々と法律や条例の知識を持っており(一般人よりよほど詳しいかもしれません)、

普段から銃を持ち歩く、などということはほぼあり得ないと考えられますが、

・対立する組織の事務所が隣接している

・抗争一歩手前のような緊張した状態に置かれている

・幹部クラスの移動に伴う護衛

など、実際に銃を携行している組員がその辺を歩き回っている状況は十分に考えらます。

(そしてそこに出くわすかどうかは完全に運次第です)

もしも銃を携行している反社組織の関係者とトラブルに陥ってしまった場合最悪その場で射殺されても全く不思議ではなく、

十分警戒が必要と言えます。

ほとんどの反社組織は良くも悪くも地域に根付いた活動を展開しているため、

長く対象の地域周辺に暮らしている方にはある程度「見分け」がつくと考えられますが、

旅行などで訪れて勝手のわからないまま「危険な地域」に足を踏み入れてしまう可能性は無視できません。

もしも反社組織と関連のある建物などが存在する地域を訪れる際には事前にしっかりと情報を集め、

正しい知識を持った地域住民の方にアドバイスを受けたうえで、そうした「危険な地域」に迷い込んでしまうことの無いよう注意しましょう。

また昨今Youtubeなどで動画のネタとして反社勢力関係者を煽るような行為する人物を見かけますが、

文字通り自殺行為なので絶対にやめましょう。

 

特殊なケースと考えられる最善の対応

日本において銃器が絡む事件が発生する確率は極めて低く、考慮にも値しないと言っても差し支えないほどですが、

非常に稀なケースとして、以下のような状況が想定されます。

・国内外の犯罪組織による同時多発テロなど

・元警官あるいは退役軍人による銃乱射など

・外国人同士の争いに巻き込まれる……etc

昨今は北米・ユーロ圏において組織的な(あるいは完全な個人による)テロが頻発しており、

日本も他人事とは言えないと考えるのが無難です。

同様にして元警官や退役軍人などが心を病むなどして凶行に走るというケースも決して珍しくはなく、

その際自宅などに隠し持っていた(本来は退職時に返還の義務あり)銃器を用いることが考えられ、

知識と経験を伴った本職の人間が扱うためそのリスクは計り知れません。

(狩猟に関する資格を持った人物による散弾銃などを使った攻撃もここに含まれます)

また近頃は日本でも急速に多国籍化が進み、様々な思想や信仰を持つ人種が入り乱れており、

いつどこで衝突が起こっても不思議ではありません。

(電車で中国人やブラジル人、黒人の集団同士がトラブルになっている場面はよく目にします)

それらの根底にあるものは人種差別や宗教弾圧などですが、

日本人も何らかのとばっちりを受けてトラブルに巻き込まれたり、火の粉が降りかかるような状況に置かれることは十分考えられ、

その際ナイフなどの典型的な凶器はもちろん、銃器が飛び出しても何ら不思議ではありません。

このような特殊なケースはほぼ起こらない、巻き込まれる確率の極めて低い状況には違いありませんが、

もしもその場に居合わせてしまった場合は覚悟が必要です。

・とにかく銃声から遠ざかるように移動する

・なるべく姿勢を低く保ち、カバンなど持っている場合は胸の前に抱える

・車の後ろや建物の陰に隠れ、射線を切る

といった対応が最善と考えられますが、攻撃者が元軍人などのプロの場合は為す術がなく、

生き残れるかどうかはある程度運次第になると思ったほうがいいでしょう。

逃げるときもただ漫然と背を向けダッシュするのではなく、

遮蔽物に隠れて様子を伺いながら、段階的に銃声のする場所から距離を置くことを心がけ、

背後からあっけなく射殺されるなどということが無いよう気を付けなくてはなりません。

特に屋内などの場合人が殺到する出入口や非常口に真っ直ぐ向かうのは避け、

遮蔽物の多い場所に身を隠してやり過ごすか、机などでバリケードを築いてとにかく時間を稼ぐといった柔軟な対応が求められます。


極限状態こそ意思決定をスムーズに

極限状態でこそ求められるのが冷静さとスムーズな意思決定です。

生死の問われる状況下において判断の遅れと誤った対応は命取りであり、

特に銃器のような飛び道具が関わる場面ではわずかなミスでも致命傷になりえます。

・今何が起こっているのか

・今何をすべきなのか

・最優先されるものは何か

といった確認事項について速やかに情報を集め、次の行動を決定するまでの時間を可能な限り短縮していく意識が大切です。

こうした意思決定に役立つメソッドとして、OODAループが挙げられます。

OODAループについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考になさってください。

 

OODAループを用いたセルフディフェンス・メソッド

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。